~オリックス、今シーズン最多安打で五割復帰! の巻~
16安打
打ちも打ったり、16安打と今シーズン最多安打の猛攻(+2試合連続の完封勝利)で楽天に勝ち越したオリックス。
前回も書いたように、チーム状態の悪い中でも3タテを食らわなかった粘りのおかげで借金3で踏ん張り、焦って騒いでいた一部の小心ファンの声をよそに、悠々という感で五割復帰。
中川離脱の報あれど、福田がその穴を埋め、頓宮復調、森にも久しぶりの一本が出て、いい内容の完勝劇。
曽谷龍平
先発は曽谷龍平。
3ボールになればあっさりストレートのフォアボールという悪癖はこの試合でも観られましたが、ブレーキの利いた2種類のスライダーを効果的に使い、今シーズン初勝利。
5回毎回の7奪三振より与四球2に意味があり、前回の一人相撲の反省を活かた、成長が窺えるピッチングでした。
西野に若月
打線は二番の西野真弘が先制打、追加点の猛打賞。
とにかく打撃が好調で、ランナーを還せてチャンスメイクもできる二番はいまの西野に最適。
ベテランの復活劇はいつ見ても嬉しいもの。
55番にもそうあってもらいたいものの。
満塁という一本が欲しい場面で頓宮に一本が出て、下位の紅林、若月も大当たり。
西川にも大ファール2本に長打。
若月の犠打はさすが。
現状森を優先的に使う意味はなく、森が外れ若月が入ったことで打線が繋がり始めました。
もちろん、守りの面での効果は大。
3カード連続の勝ち越し
1戦目、田嶋の乱調で落とすも、2戦目は陽気な新外国人エスピノーザの好投で完封勝ち。
そしてこの勝利でカード勝ち越し、これで3カード連続の勝ち越し。
ただ相手に恵まれている面はあり、次カードのソフトバンク戦がいまのチーム状態を図るいい試金石となります。