~オリックス・二軍、ただいま2位 の巻~
2位
調子を上げてきたソフトバンクに抜かれはしたものの、
オリックス・二軍、ただいまウエスタンリーグ2位です。
首位のソフトバンクから最下位の中日まで、5ゲーム差と混戦模様のウエスタン。
なんとかこのまま踏ん張ってほしいところ。
好調の要因は、リーグトップの防御率を誇る投手陣。
防御率リーグ1位の東明をはじめとして、
規定投球回数には到達していないものの、赤間・ウエスト・近藤大はいまだ自責点0。
また、
二年目の吉田凌は、19回2/3 を投げ、防御率0.92と成長の跡がうかがえます。
昨日の記事にも書きましたが、
これが私が、西・コークが抜けてもそこまで心配していない理由の一つです。
7本
ただその投手陣の好調さを吹き飛ばすくらいに心配なのは、
一軍同様に、攻撃陣。
チーム打率は、リーグ4位の,248(最下位の中日は,246とほぼ最下位です)。
そして、
チーム本塁打数は、33試合を経過して、たったの7本。
本塁打数トップの広島(27本/34試合)の1/4という惨状。
スカウトの偏執、
選手の伸び悩みが原因でしょう。
ない、いない
基本、
俊足好打の野手の評価が著しく高いオリックススカウト。
それは例えば、
左であれば、西野であり、小島であり、宗、岡崎、小田、吉田雄人、そして駿太。
右であれば、武田、川端、縞田、大城、鈴木昂平…。
同じようなタイプを多く抱えており、
そして彼らは総じて、長打力がない。
結果として、
上も下も長打力不足となるのも仕方ないでしょう。
もちろん、
園部、奥浪、そして吉田正尚の不振、故障というのも大きな原因の一つではありますが。
崩壊寸前の一軍の救世主となりうる野手は、
いまのところ(いや、当分)いなさそうです。
ということは、
まだまだ上は苦しみ続けるということ。
覚悟が必要です。
フレッシュオールスター
そんななか、
7月13日に草薙球場で行われる、フレッシュオールスターの出場推薦メンバーが発表されました。
オリックスからは8人が選ばれ、
以下そのメンバーです。
投手:山岡泰輔、青山大紀、黒木優太、吉田凌、佐藤世那
野手:宗佑磨、岡崎大輔、吉田雄人
黒木に関しては、一軍のオールスターに選出されての辞退の可能性も十分にありそう。
3・4月のファーム月間MVPに輝いた宗、
一軍ローテの一角、山岡、
今季プロ初スタメンを飾った吉田雄人あたりには目立った活躍を期待したいもの。
昨年ダントツの最下位だったオリックス二軍。
首位と2ゲーム差のいま、正念場です。
(一軍の話題は、いまはナシでいいでしょう)