~オリックス、CS完全消滅 の巻~
完全消滅
最終回、
一発出れば同点の場面までつくりましたが、結局そこまで。
西武に連敗で、
CS完全消滅と相成りました。
現実的には後半戦開始の8連敗で可能性は消えており、
なにをいまさらという感じ。
ロメロ、マレーロと両外国人が当たり、
吉田正尚、T、小谷野、中島も控える。
この打線をもってしてCS争いに加われず。
指揮官の影響大でしょう。
3位5位との差も開き8月から実質消化試合も若手を登用せず。
生きのいい若手を起用し続ける日ハムと比べると、この差が来季に響いてきそうな気がして怖い。
消化試合で酷使
前回前々回と、山崎勝己とのバッテリーで好投の松葉でしたが、
いつものように四球が点に結びつき、見切って早めの継投へ。
こちらもいつものように困ったときの金田を起用しましたが、3連打を食らい4回6失点でゲームオーバーとなりました。
先発が早い回で降板することが多い最近のオリックス。
中継ぎ陣フル回転で、疲労が抜け切る前に登板を重ねています。
消化試合でやる継投とは思えません。
きょうの敗戦でBクラスが確定。
福良、来週からは若手を使ってくれるでしょう。
そうしないと、ブルペン陣、誰か壊れます。
無死二塁
打線は二番にTを置き、三番吉田と並べましたが、
Tの湿りは解消されず。
ただ、Tが二番に入ったことで、ストレスの原因となるバントを観なくて済んだのは助かりました。
初回、先頭の安達が失策で二塁まで進み、
普通なら無条件でバントも、きょうの二番はT。
初球をライトへ打ち上げタッチアップで三塁へ。
バント成功で一死三塁、失敗で一死一塁。
絶対に点が入ることはありません。
打たせた場合、二番に大砲のTを入れると、
大成功は本塁打で一挙2点、ヒットが出れば1点獲得もしくは無死一三塁の大チャンス。
三振、凡打でも一死二塁そのまま。
Tを二番に入れなくてもその考えは基本的には同じ。
無死二塁でのバントがいかに無駄か、
きょうの初回のTの打席で、福良がそのことに気づいてくれたことを心から願いますが、
まあ無理でしょうね…。
他人事
現地観戦のオリックスファンに失礼な試合を2日続け、Bクラスも決定したオリックス。
試合後、CS完全消滅についての福良のコメント。
「仕方ないですね。これだけ負けていたら。(来年に)つながるように(残り試合を)やっていくしかない」(日刊スポーツ)。
すべてが他人事。
プロ野球にあまり興味のないサラリーマンに街頭インタビューしても同じ意見が返ってきそう。
この闘志のなさがもっともイラつきます。
仕方ないで済ます前に、自らの采配を振り返り、反省すべき点ははたしてないのか。
もしそれに気付くことができないのならば、
それに気付き、しっかりと諫言できるヘッドを置くべきです。
監督よりもチームの方を大事にするヘッドを。