~オリックス、必勝祈願 の巻~
「優勝」
絵馬に力強く「優勝」と書いた選手会長のT―岡田外野手(28)は「毎年書いているけど、今年は特に念を入れて書きました。優勝の中で、自分もキャリアハイを目指していけたら」と、プロ12年目を最高のシーズンにすると誓った。(スポーツ報知)
いままでは?とのツッコミが入りそうですが、
選手会長という大任を拝したいま、いままで以上に心を込めて書くのも当然でしょう。
「優勝」。
岡田監督一年目の交流戦で飾った、優勝。
結局Aクラスにも入れず、意味をなさなかったものの、ファンはそれでも嬉しかった。
そういえば、
その年の交流戦MVPは、開花したてのT‐岡田でした。
いつも書いていますが、
Tが打てば勝ち、
Tが打たねば負ける。
今年のTは一味違う。
今年はTの年になる予感でいっぱいです。
必勝祈願
しかし、毎年必勝祈願なるものをやっていますが、
やる意味があるのかいつも疑問に思います。
実際お願いしても、
ここ二十年まったく御利益がないわけですから。
縁起物だとしても、全員参加でやる必要性は感じず、
それより、一回でも多くバットを振って、
一球でも多くノックを受けてほしい。
その姿を天上から神がみれば、
なにか感じてくれるのではないでしょうか。
強化試合
お世話になった宮崎での、
宮崎ベースボールゲームズをロッテ戦一試合で打ち上げたのは、
京セラで行われる、WBC各国代表との強化試合のため。
平野が選出されていなければ、まさに噛ませ犬というところでした。
明日、明後日は12:00から、キューバ、中国と、
土曜日は日本代表、日曜日はオーストラリアと、
WBC一次リーグ・プールBに属する全4チームと総当たり。
キューバ戦の先発は西、
日本戦の先発は金子が予定されています。
本来の実力を発揮できていたならば、侍ジャパンに選出されていてもまったくおかしくない二人(金子が出るかはわかりませんが)。
ここはその真の実力をみせつけてほしいところ。
言っても相手は代表ということで、
内角の厳しいところに放ることはできないでしょうから、投手陣は打たれても仕方ないでしょう。
それならば打者に頑張ってほしい。
とくに吉田正尚。
今回が最後との報道もあるWBCですが、もし次回も開催されるのであれば、
間違いなく選ばれる選手なのだから。
日本代表戦など、ここで初めて吉田のことをみる方も多いと思います。
その方たちの度肝を抜くような一発を、吉田には期待します。