~オリックス・金子、順調 の巻~
金子千尋
今キャンプ初めてシート打撃に登板した金子。
内容は二の次。
この時期はとにかく順調に調整が進んでいるだけで十分。
かつては、金子=故障というイメージがこびりついており、
いつパンクするかという不安に開幕直前まで苛まれていたもの。
しかし、ここ最近は、
そういう心配も払拭されてきました。
今年35歳となる金子。
数字だけみれば十分にベテランの域。
確かに、金子に頼りっきりでは、
このチーム、強くなりません。
「もうちょっと待ってください」
「開幕投手は金子で決定か?」と聞かれた福良の答えは、
「もうちょっと待ってください」。
実力的には金子と思いつつも、
金子と心中では未来がないことを福良も分かっているのでしょう。
私としては、昨年の成績を重視して、開幕は金子でいくべきだと思っています(その後のローテ云々の問題は些事で、議題に挙げる問題でもありません)。
他の投手が開幕に投げるには、金子の白星を上回ってはじめてその機会は得られると。
つまり、
開幕投手という栄誉は、
与えられるものではなく勝ちとるものであると考えます。
山岡泰輔
明日の紅白戦、先発予定は山岡とディクソン。
開幕投手候補の3人が登板した2月17日の紅白戦。
そのなかでも安定したピッチングを披露したのが、山岡泰輔。
山岡の出来を確認したいがための、福良の「もうちょっと待ってください」だと思っています。
二回目の実戦マウンドでどのような投球を見せてくれるでしょうか。
山岡に関しては、
不安よりも期待の方がだいぶ大きいです。
田嶋大樹
明日、白組の二番手で登板予定なのが、ドラフト1位の田嶋大樹。
いよいよ、そのヴェールを脱ぐ時がやってきました。
オリックスキャンプを来訪した解説者が口を揃えて絶賛する田嶋。
辛口の伊原春樹もこう語っています。
オリックスのキャンプ地、宮崎県宮崎市にある清武総合運動公園のブルペン。ズラッと並んだ投手の中でもドラフト1位ルーキー左腕・田嶋大樹のボールは群を抜いていた。
何よりもコントロールが素晴らしい。ボールを受けるキャッチャーのミットが構えたところからほとんど動かない。ストレートのキレも良く、右打者の内角、いわゆるクロスファイヤーも威力がありそうだ。(週刊ベースボール)
楽しみ
首脳陣指示のもといったん調整スピードを落とし、疲労も回復。
「マウンドは自分の見せ場なんで。ギャップを見せたい。(周囲に)おとなしいって言われてるんで。結果で語りたいなと思います」(日刊スポーツ)と語る田嶋。
ドラフト時は緊張のせいで顔もこわばり、言葉数も少なかったものの、
ようやくプロの水に慣れてきたのか、自分の言葉が増えてきました。
田嶋が語るように、プロの世界は結果がすべて。
その結果を出せるだけの選手だと思っています。
こちらも山岡同様に楽しみです。
宗しかり、根本しかり、田嶋しかり。
今年のオリックス。
本当に、楽しみな選手が増えてきました。
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