~オリックス、月間最多敗戦の球団ワースト記録に並ぶ の巻~
最弱
瀕死の状態でもう一発殴られてももはや痛みを感じないように、
8連敗が9連敗になっても、もはやなにも感じません。
今日も試合が始まり、試合が終わる。
そして淡々と黒星だけが積み重なる。
ただそれだけの毎日。
あと5カ月、なにを楽しみに過ごしていけばよいのか。
どん底状態のチームの対決で2連敗。
どん底のチーム同士なのでいい試合はしますが、それでも落とす。
いまのオリックス、最弱です。
傍観者
以下、5月27日・ベースボールキングの記事より。
ロッテ戦に敗れ9連敗となったオリックスの福良淳一監督が、打線に苦言を呈した。
この日はロッテの先発・二木康太を捉える事ができず、奪った得点は9回のT-岡田のソロ本塁打のみ。福良監督は「(打線がロッテ先発・二木に)あっていなかった。1点じゃ勝てない。タイミングの問題でしょうね。1、2打席目までだったらわかるんですけど、最後までいくのはどうかと思います」とバッサリ。
「1点じゃ勝てない」
「タイミングの問題でしょうね」
「1、2打席目までだったらわかるんですけど、最後までいくのはどうかと思います」
まるで傍観者のような感想。
当事者、
しかも大将の発言とは思えません。
1点じゃ勝てないから、2点目を奪うためにベンチはなにをするのか。
タイミングがとれていないから、タイミングをとるために、もしくはとれないゆえになにをするのか。
最後までいくのはどうかではなく、最後までいかないためになにをするのか。
打てないから策を施せないのではなく、
打てないから頭をフル回転させ、策を弄する。
監督として、それすらできないのならば、
いますぐユニフォームを脱ぐべきです。
低レベル
スタメン五番に入りながら、
打席に立つこともないまま、交代したモレル。
たとえば、ブルーウェーブ時代のニールの腹痛のように突発的な症状ならばまだ分かるのですが(それでも打席に立って(しかも本塁打を放ち)交代しています)、
右膝の炎症って…。
分かっていたことでしょう。
そこにはコミュニケーションもなく、
交代を申し出ることに抵抗すら感じることもないようなチームの空気。
チームレベルの低さを表しています。
これでまた純国産打線に逆戻り。
日本人が勝ちえたものではなく、外国人がいなくなったものでは、
迫力もあるはずもなく。
2003年のオリックス
今日の敗戦で、今月19敗目(3勝)となり、
2003年8月に記録した月間最多敗戦の球団ワースト記録に並びました。
2003年のオリックス。
4月初旬に石毛が解任され、後任にレオンが就任していた、ザ・暗黒時代。
数年前の横浜と同じレベルの最弱チーム。
いま振り返ってもよくファンをやめなかったと思います。
その時代の成績に並んだいまのオリックス。
正直言って、考えられません。
あと3試合残っており、記録更新は間違いないでしょう。
あの時代以下とは…、
ほんとに考えられません。
2003年もオリックスの試合を観ていたのでしょうが、その記憶がほとんどありません。
たぶん即座にチャンネルを変えていたのか、
読書でもしながら集中せずに観ていたのでしょう。
そう、
それはいまのように。