~オリックス・吉田正尚、アメージングな2連発! の巻~
吉田正尚
オリックス、今季最多の12得点で3連勝。
疾走する赤獅子を猛打で止めました。
T、吉田、中島、安達、小谷野とヒーローはわんさか。
そのなかでもやはり、この人、
吉田正尚。
ライトスタンドへ特大の本塁打を2本運びました。
一本目は顔の高さのボール球を叩いて五階席へ。
二本目もストレートを叩いて二打席連発。
まさに「アメージング」。
侍ジャパンの監督に就任した稲葉が吉田に熱視線を送っているとの記事がありましたが、
それも当然の活躍ぶりです。
T-岡田
猛打で西武を圧倒した今日の試合。
先陣を切ったのは、一番・Tの、自身初となる先頭打者本塁打。
高く上がり過ぎた感じでしたが、さすがのパワーでスタンドへ。
これでこの打順に変えてチームは3連勝。
福良のインタビューをみているとまだ半信半疑のような感じですが、
勝利を重ねることで福良も確信に変わっていくことでしょう。
というか変わってもらわないと。
小谷野、小島
一点差に追い上げられての四回。
二死二三塁、バッター小島のところで代打・小谷野かと思いましたが、そのまま小島を打席に向かわせフォアボール(なにげにこのフォアボールが大きかった)。
満塁となったところで、満を持して西野に代えて小谷野登場。
振り切った打球は右中間を深々と破る走者一掃のツーベース。
これで試合を決めました。
小島のところで小谷野だと歩かされると思っての小島そのままだったのでしょうか、
一手遅いと感じましたが、結果としては見事な采配でした。
小島に関してはもう一つ。
このフォアボールのみならず、三回の一二塁でのバントもお見事でした。
教科書通りの三塁前へのバント。
地味ながら、出場すればきっちり仕事をこなしてくれる選手になりました。
中島宏之
タイムリー2本、3打点の五番・中島。
この強力打線、
じつは五番の働きが重要になってきますが、しっかりと五番にふさわしい働きをみせてくれました。
2エラーでプラマイゼロではありますが、
打ってほしいところで打った2本のタイムリーは試合展開的にじつに意味のある一打でした。
よくつながった今日の打線。
やっぱりこの打順ですね。
金子千尋
先発の金子。
中10日空けての登板も、いつもと変わらず。
いいイニングがあっても突如崩れる今季の金子。
今日もそうでした。
中島のエラーもあり自責点は2も、
内容的には被安打7、与四死球5とさっぱり。
とにかくフォアボールで自分を苦しめています。
制御できないことに苛立ちを感じている様子もみてとれました。
この内容では、他の投手のローテを崩してまで週初めの火曜にもってくる意味はありません。
大量点もらって五回で降板では、エースとして…。
ちょっと厳しいですね。
やっぱりこの打順
ともあれ、西武に快勝。
今シーズンのオリックスvs西武は、
カード初戦に勝ったチームがすべて3タテ(もしくは2タテ)しています。
その通りにいくならば、このカードの3連勝は確定。
それは冗談としても、
冗談で終わらせないだけの勢いを、いまのオリックスには感じます。
T、吉田の2試合連発となるアベックアーチ。
何度も何度も書きますが、
やっぱりこの打順なんですよね~。