~オリックス、吉田正尚&頓宮裕真、アベック弾 の巻~
吉田正尚
初回、インローの変化球を掬い上げた二番・吉田正尚の打球は、そのままライトスタンド上段に突き刺さる先制弾。
この試合も2打数2安打で打率は5割超。
いつ開幕が来てもおかしくない仕上がりぶり。
暖冬査定に甘えるのが二流選手。
暖冬査定にそれ以上の数字で応えるのが一流選手。
日本代表候補の吉田正尚に山本由伸は当然に後者。
岡田圭佑のボケ
先週のアメトーークのテーマは「今こそジャイアンツ芸人」。
オリックスファンの岡田圭佑がオリックス55番のユニフォームを着て出演。
ジャイアンツ芸人を批判する立場として、いまの巨人には全国的な知名度のある選手がいないと揶揄。
その際、知名度のある選手の一例として岡田が名を出したのが吉田正尚。
オリックスファンらしいボケで一笑い起こしましたが、その吉田の名を聞いた他の芸人らのツッコミは「確かにすごい選手だけど知名度は…」というもの。
東京五輪
地上波での全国放送がなくなったことで野球といえば巨人という流れは消え、あの頃の巨人人気はもはやなく、野球ファン以外にも知名度があるのはごくわずかなトップレベルの選手のみ。
そのトップレベルに名を連ねてもおかしくないのが、吉田正尚に山本由伸。
オリックスという不人気球団にいるのも知名度の低い一因ですが、その両名の名を世に知らしめうる機会がここ横浜で開催される東京五輪野球競技。
一オリックスファンとして彼らが選出され日本のために暴れてくれる姿が待ち遠しい。
頓宮裕真
先発マスクを任された頓宮裕真がライトスタンドにオープン戦第2号。
外の逃げる変化球に体を開かずバットに乗せる技術性の高い一打。
もともとルーキーイヤーに開幕戦の五番を任されるだけの打撃技術のある選手。
コンバートに怪我と回り道をしてようやくたどり着いたいまのポジション。
一気にチャンスを掴んでほしい。
正捕手争い
激化する正捕手争い。
初戦山本とバッテリーを組んだのは頓宮。
二戦目サウスポーの宮城には伏見寅威。
三戦目山岡には頓宮。
山本と幼馴染などという些少なことはどうでもよく、頓宮をなんとか一人前にしたいという中嶋の期待が感じられます。
捕手一人制は正直時代に合わず、昨年の開幕ダッシュ失敗の一因に前首脳陣の若月への固執があり。