~オリックス、外国人獲得ルート再編へ の巻~
バルデス
12日に湊通夫専務取締役らが渡米し、契約を結ぶ予定。(サンケイスポーツ)
オリックス暗黒の歴史としていまも語り継がれる、
ダイエー相手に、シーズン3度の20失点ゲームを記録した2003年。
そのダイエーの主軸メンバーとして、井口、松中、城島とともに100打点カルテットの一角を形成していたバルデス。
とにかく、よく打たれていた印象です。
投手部門は、昨年、元ダイエーのホールトンを駐米スカウトとして採用。
オリックスOBの長谷川滋利もアドバイザーとして加わったことで体制は整い、
バルデスは、ラロッカと二人で外国人打者の発掘にあたるようです。
ただ、問題はラロッカのような気もしますが…。
瀬戸山
時期を同じくして、もう一つ外国人補強の記事。
駐米スカウトのラロッカ、ホールトンらと極秘会議を開く模様で、編成部アドバイザーに就任予定の長谷川滋利氏(48)も参加が見込まれる。
来季の外国人補強戦略を確認し、本格的なリストアップを進める。(スポニチアネックス)
上記の湊らとともに球団本部長の瀬戸山も渡米するようです。
「監督、首脳陣に迷惑をかけた。特に力を入れて、いい選手を補強したい」と外国人総外れの反省を述べていた瀬戸山。
自らも渡米することでその覚悟を示しているのでしょう。
編成部をまとめ、少なくとも一人は当たりの外国人を連れてきてほしい。
最下位の責任の一端は、まさしく瀬戸山にあるのだから。
テスト
これもまた時期を同じくして、三つ目の外国人補強の記事が。
BCリーグ新潟のダリル・ジョージ内野手(23)ほか3投手。
投手の中にはメジャー経験者も含まれているようだ。(日刊スポーツ)
とにかく、生で多くの選手をみて評価するということ。
来季から三軍制を導入することも含めての措置でしょう。
一日に3つの記事がでるほど、
優良外国人の獲得は、オリックスの喫緊の課題。
長谷川やバルデスの加入など、大失敗を経て、力を入れ始めたことは明らか。
「助っ人」の呼称にふさわしい選手が来季こそ出てくることを、祈っています。