~オリックス、Aクラス間違いない の巻~
デイリースポーツ
愛するオリックスバファローズですが、
どの順位予想をみても、
最下位、6位、最下位。
予想がいくらあてにならないものとはいえ、気分がよくはありません。
しかし、
デイリースポーツは違います。
デイリースポーツのオリックス番記者・達野淳司氏は違います。
Aクラス間違いない、
さらに上も十分狙えると、断言してくれました。
見るべき人がみれば分かるのです。
分かる人は分かるのです。
達野氏のオリックス戦力分析を。
以下、2月8日デイリースポーツの記事です。
投手陣
まずは投手陣。昨季のチーム防御率はリーグ最低の4・18。深刻なコマ不足に陥った反省から、新外国人にメジャー407試合登板のコーク、ロッキーズで昨季40試合に登板したヘルメン、速球派のウエストと3人を補強。ドラフトでは社会人ナンバーワンの1位・山岡(東京ガス)、2位の黒木(立正大)ら大学・社会人から4人を指名した。さらにFAで阪神に移籍した糸井の人的補償で金田も獲得した。選手層は格段に厚みを増した。
その成果は布陣に表れた。先発をみれば3年連続2桁勝利の西を筆頭に球界最高年俸の金子、3年連続9勝のディクソンと3本柱は健在。ここにコークと伸び盛りの松葉が続く。6番手争いはし烈だ。9年ぶりに先発転向の岸田に山田、山崎福の両左腕、山岡、黒木のルーキー、右肘手術から復活を目指す東明、そしてダークホースとして2年目の近藤も浮上している。
私的には、金子、西、ディクソン、松葉まで確定。
残り二枠の一つは、メジャーでの実績十分の新外国人・コークが(オープン戦でコケない限り)有力で、
最後の一枠を、上記の7人+青山が争うとみています。
いくら術後とはいえ、一昨年二桁勝利を挙げた東明のローテ入りが非常に厳しい(昨年の不振の影響もあり)わけですから、
層はかなり厚くなりました。
このことに関しては、臨時コーチを務めたレジェンド・山田久志も同じことを言っています。
この先発陣の充実をうけて、
福良が考えていることがあるようで…。
秘策
福良監督は「先発の競争は激しい。東明や近藤は場合によってはリリーフに回すこともある。先発の頭数がそろえば考えていることもある」と話す。“考えていること”とは話を総合するとディクソンの抑え転向と見た。
短いイニングなら150キロを超す直球に、ナックルカーブがあれば打たれることはない。イニングまたぎも可能な平野をセットアッパーにし、昨季頭角を現した吉田一、海田、塚原に新外国人のヘルメンをその前に置けば盤石のリリーフ陣が完成するというわけだ。昨季の日本ハムを見るまでもなく、現在の野球は強固なリリーフ陣をそろえられたチームが勝つ。オリックス投手陣にもその可能性はありそうだ。
達野氏は、福良の秘策をディクソンの抑え転向と読んでいるようですが、
これは果たしてどうでしょう。
昨年のパリーグ与四球王で、
球威もそんなにある方ではないディクソンに、クローザーは厳しいような気がします。
あえてディクソンを後ろに回さずとも、
ボールに力のある近藤、フォークボールをもつ東明をセットアッパーにもってくれば、
リリーフ陣は強固なものとなります。
そして抑えはもちろん平野で。
打線
リーグ屈指の打線-。
ここはちょっと買いかぶりすぎるかなという印象。
吉田とTはある程度の計算が立つものの、
新外国人のロメロは未知数、昨年のモレル・ボグのようになる危険性も否定できず、
また、昨シーズン後半復調顕著だった中島も、
それが続くか信頼は置けず、(二年続けて離脱しているように)故障の可能性も高い。
期待の大砲、園部と奥浪も出遅れて、
若手の台頭も難しそう。
単純に、昨年の打線からチーム最高打率の糸井が抜け、
その昨年の打線はリーグ最低のチーム打率。
野手は5枚は足りないですね。
いつも書いていますが、早めに新外国人を獲得しとかないと、大惨事になりえます。
結論
と、結んでくれた達野氏。
達野氏の見解は私のそれとは異なる部分もありますが、
チームを最も身近でみている記者の意見なわけですから、
それなりに重みもあり、
また、
ファンの期待を増幅させるには十分な効果もあり、
読んで嬉しくなりました。
さあ、どうなるのか。
たぶん、きっと、打線次第です。