~オリックス、順調・田嶋大樹 の巻~
田嶋大樹
有観客でのオープン戦が開始。
先発は田嶋大樹。
完調という内容ではないものの、先発ローテが確定している投手がいま完調である必要はなく、4回/被安打3・奪三振3・失点1の内容であれば十分順調。
1失点も、三塁紅林が上手く処理できていれば防げたもの。
このまま中6日を続けて、京セラ開幕戦のソフトバンク戦に向かいます。
荒西祐大
2番手として登板は、荒西祐大。
リードを吐き出し逆転許す、2回/被安打5・与四球2・失点5と残念なピッチング。
技巧派サイドでコントロール命のはずも、この試合でもストレートのフォアボールがあったように制球に苦しむ場面も多く、無駄な四球でランナー貯めて軽いボールで長打を食らうという印象強く。
1年目5.57→2年目4.88の防御率はいくらプロ3年目といえど、28歳の投手としては厳しい。
工夫
左足の降ろし方をゆっくりとしたり、腕を上げたり下げたりと工夫はみられるものの、それが数字に直結しない。
1年目の終盤、西武戦での先発で6連続三振を奪う力投を見せた試合がありましたが、あの頃がいまのところ荒西のピーク。
前首脳陣の投手評価には疑問が残るものの、2年目の昨季はコロナによる延期がなければ開幕ローテ入りが確定していたほどに期待値も高かった投手。
年齢も年齢、工夫がなんとか結果に結びついてもらいたいものですが。
頓宮裕真
がオープン戦初戦のマスクを託されたのは、同じく3年目の頓宮裕真。
第一打席で、打った瞬間のスリーランと、自慢の打でアピールに成功。
相手投手が亜大の同級生で球筋を知っていたということはあったとしても、あそこまで飛ばせるのが頓宮最大の魅力。
伏見もいいですが、正直頓宮の打撃は抜けて素晴らしい。
バッティングは柔らかく、しかも長打力も兼備。
頓宮がスタメンに名を連ねるか否かで相手投手へのプレッシャーが変わってきます。
伏見はともかく若月の存在感は薄くなってきています。
黒木優太
中継ぎとして期待される黒木優太は球数制限もありイニング途中での降板。
まだいい頃のストレートに戻ってきておらず、制球も定まらず。
自身の体と過去のイメージとの微調整に苦しんでいる様子。
ただ、トミージョン明けのいまはそういう時期。
首脳陣が球数や登板機会に配慮しつつ、無理をさせずにというところ。
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