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2018オリックスファーム

~オリックス、ファームナイター開催と育成選手の大抜擢 の巻~




 ナイター

オリックスの2軍が2年ぶりに公式戦でナイターを復活させることが19日、分かった。今季は照明設備のある大阪シティ信用金庫スタジアムで3試合の夜間ゲームを予定。球団関係者は「1軍はナイターでやるわけですから、若い選手も経験を積んだ方がいい」と意図を明かした。

昨秋ドラフトで新人12選手が加入したオリックスは支配下、育成を合わせて75選手の大所帯となった。事実上の“3軍戦”となるアマとの交流戦、練習試合も積極的に増やす構えだ。球団関係者は「育成選手も含め、チームとしては戦力の底上げを図っていきたい」と意気込んだ。(スポーツ報知)

二軍の本拠地だった舞洲サブスタジアムが、
来季から舞洲バファローズスタジアムに改称。

その舞洲バファローズスタジアムに隣接する大阪シティ信用金庫スタジアムで、
来季3試合程度のナイターを予定しているとのこと。

球団関係者の「1軍はナイターでやるわけですから、若い選手も経験を積んだ方がいい」との発言は、正鵠を射ています。



 西村凌

歴代最多となる、ファーム通算161本塁打を放ち、
ウエスタンの本塁打王・打点王を各3回獲得した元広島の斉藤浩行が、下でそれだけの成績を残しながら一軍で活躍できなかったのは、
デッドボールの影響で視力が低下し、ナイターではボールが見えにくかったからといわれています。

奇遇にも、
昨年のドラフト5位で入団した西村凌も、
「近視と乱視があり、鳥目(夜盲症)なのでナイターで見えにくかった」と違和感を訴えており、
その解消のためにレーシックを施しています。

一軍に上がってからその問題に気付く前に、
下でナイターに慣れておくことは最低限必要なこと。
実戦でしか得られないものもあるでしょうし。



 ライバル同士

75選手の大所帯となったオリックス。

瀬戸山・加藤で動き出した三軍制ですが、いまだ標榜することはなく。

三軍制を主導した上記二人はチームを去り、
彼らの肝いりで始めた「大阪プロアマ交流戦 真夏のプロアマトーナメント」は、参加予定チームのスケジュールの調整がつかなかったという、なんとも情けない理由で中止。

再び球団本部長を拝命した長村が育成という部分を軽視している気がしていたのですが、
育成コーチの数も増え、
アマとの交流戦、練習試合も積極的に増やす方針とのことで、一安心しました。

選手同士の仲がいいのは結構ですが、
一軍28、スタメン10という小さな枠を取り合うライバル同士でもあることを、選手はもっと認識する必要があります。

育成選手がその不安定な立場から脱するためにもがき、闘い
その姿がファームの選手たちに危機感を与え、
競争が激化する。

ソフトバンクが成功したこのスキームを、
オリックスでももっと真剣に取り入れていくべきです。



 育成選手内定

そんななか、こんなニュースが。

 オリックス・福良監督が17日、宮崎での春季1軍キャンプメンバーに、育成選手1人が内定していることを明かした。

「連れて行こうと思っている。おもしろいと思うよ」。コーチ会議を経て最終決定となるが、異例の決定。「まだ言えない」と名前は伏せたが、高卒2年目の右腕、榊原らが有力。支配下登録も見据え、力量を見極めていく。(サンスポ)

昨秋の高知キャンプに参加した育成選手は3人

19歳、浦和学院出身の榊原翼
昨春の宮崎キャンプでも一軍に呼ばれることが多かった内野手の坂本一将
走攻守に高い可能性を秘めた張奕

この3人の中から選ばれると考えるのが一般的で、
となると、
榊原翼かなと思います。

昨年のファーム防御率は1.46(投球回数12回1/3)。
体ができてきたシーズン後半は出場機会を増し、
高卒一年目、しかも育成選手でありながら、
セットアッパー、クローザーを任される場面が多くみられました。



 危機感

その選手が榊原でなかったとしても、
育成選手が数多の支配下選手を追い抜き、一軍キャンプに呼ばれる

その事実を二軍にいる選手たちがどうとらえるか、
そこが最も肝要なところです。

自らの置かれた状況に危機感を抱き
いままで以上に野球に真剣に取り組んでくれる若者が一人でも増えてくれれば
チーム力の底上げはなり、選手層も厚くなります。

今年こそ、
そういうチームになってほしいものです。



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