祈優勝! オリックスバファローズ

~オリックスバファローズを心から愛するファンの、ブログ~

近藤一樹

~オリックス・近藤一樹、トレード の巻~

オリックス・近藤⇔ヤクルト・八木

ついにこの日が来たか…、というのが実感です。
オリックスの一時代を築いてくれた近藤一樹が、移籍することとなりました。
移籍先はヤクルト。
25歳の左腕・八木亮祐との交換トレードです。

今季の八木は、
1試合の登板で0勝0敗、3回被安打6与四球3防御率12.00の成績。
ヤクルトの前半戦のチーム防御率は、セリーグ最悪の4.90。
オリックス以上の悲惨な投壊状態であるにもかかわらず一軍に上がれない八木の現実を鑑みると、即戦力としては疑問符がつきますが、
トレードという環境変化が刺激となり、復活や大きな飛躍を遂げた選手も数多。
いまヤクルトのセンターで輝く、坂口智隆もその一人ですし、
昨夜のオールスターで一時決勝打となる安打を放った大引もそう。

3年前の2013年には1完封を含む5勝を挙げた八木
ファームで規定投球回数に達しているように、体調に不安はなさそう。
上記の元オリックスの二人のような活躍を期待したいものです。




寂しい…

しかし、
やっぱり、
近藤の移籍は、寂しいですね。

2008年、オリックスが初のCS出場を決めたのは、
初の二桁勝利を達成した近藤の成長があったから。
そして、
オリックスとしては初の大舞台となる第1戦のマウンドを任されたのは、
金子でも、この年新人王を獲得した小松でもなく、背番号65の近藤一樹でしたね。

その年以降は幾度にわたる故障・手術で成績も振るわず、育成落ちまで経験しましたが、
昨年1411日ぶりの勝利をあげ、
オリックスファンが近藤の勝利を、自分のことのように喜んだことを思い出します。

年を重ねても安定感を得ることはなく、
快投をみせながら試合途中で別人のように豹変することもしばしば。
その近藤の不安定さは、ファンをいつも不安にさせましたが、
いまとなってはそれもいい思い出です。
個性的で、にくめない選手でした。

1411日ぶりの白星を手にしたその日、自分の復活を待ち続けたファンに対して近藤はこう告げました。
「オリックス・バファローズは強いと思います」と。
もう一度、信じてみたいと思います。
オリックスバファローズ、最後の猛牛戦士の言葉だから。

近藤一樹投手の新天地での活躍を心より期待しています。
ただ、
やっぱり、寂しいですね。

-近藤一樹
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