～オリックス・近藤一樹、6年ぶりの京セラ勝利！ の巻～
近藤一樹
投げてみなくては分からない近藤一樹が先発。
いきなりの連打にワイルドピッチで無死二・三塁のピンチを招き、迎えるは西武の恐怖のクリーンアップ。
すわ、早々と試合終了かと思いきや、ここを無失点で切り抜け、
ここから、近藤、波に乗りました。
いったん波に乗ればスイスイいくのが近藤のいいところ。
五回を無失点に抑えて勝利投手の権利を獲得。
6年ぶりの京セラ勝利
しかし、
いったん波から落ちると二度と乗れないのも近藤で、六回に急変。
6点リードとは思えないあたふたピッチングに変貌し、無念の降板。
完封・完投とは言わないまでも、
6点差なら中継ぎ陣の登板過多を考えても七・八回までは投げてほしかった。
その点は、ヒーローインタビューで近藤自身も反省していました。
それでも、今日のヒーローは間違いなく近藤一樹。
昨季、1411日ぶりの復活勝利をあげ話題となりましたが、
今日の勝利は6年ぶりの本拠地・京セラでの勝利とのこと。
近藤の好投もあり、チームも今季初の3連勝を飾りました。
守護神・平野佳寿
その連勝を支えているのは、守護神復帰を果たした平野佳寿。
4点差の九回裏、佐藤達也が一死も取れずに失点した後に緊急登板も、中村以下をきっちり抑えました。
今日はフォークの切れが一段とよく、安心して観ていられました。
ブルペン陣の安定がチーム浮上の最低条件。
平野の復活により、その条件はひとまずクリアできました。
西野真弘デー
今日は今シーズン最初の選手デー・西野真弘デー。
センターオーバーのスリーベースで試合を決め、グラウンドでも主役となりました。
西武に信じられないミスが続いた後での西野の一打。
実に効果的で、相手のミスにつけ込む野球ができてきました。
オリックス、確実に上り調子。
若月健矢
明日の先発は、問題のエース金子。
配置転換効果もしくは話題の白ズボン効果で、チームに流れがきていることは確か。
相棒の伊藤光は本日ファーム落ちしましたが、
気分転換も兼ね、明日は新しいバッテリーで今季初勝利といきたいところ。
この追い風に金子も乗って。
最後に、
評価急上昇中の若月健矢。
期待通り、チームに新風を与えてくれています。