~オリックス・山岡、オールスターで勝利投手 の巻~
山岡泰輔
秋山の本塁打で幕が開いた今年のオールスター。
源田のファインプレーや西川の特大アーチなど、随所に見どころはありました。
勝ったのはパ―リーグ。
3年ぶりの勝利だそうです。
で、
その勝利投手に輝いたのが、オリックスのルーキー・山岡。
内容的には失点もありいまひとつも、勝ちが転がってきました。
こんなところで白星あげなくてもと、オリックスファン誰しもがツッコんだでしょうが、
後半戦に向け、これで潮目が変わったと思いましょう。
ただ、心配は打球が直撃した右足。
山岡、笑ってベンチに戻っていましたが、
当たった瞬間動けなかったのも事実。
大事に至らなければよいのですが。
T-岡田
黒木、金子は明日で、
残ったTは守備固めからの出場。
与えられた一打席も、二球目のストレートをかんたんに打ち上げファールフライ。
二つ下の後輩・中田に続くことはできませんでした。
こういう晴れ舞台で名をあげることができないのが、Tの悲しいところ。
明日はスタメン出場の可能性もあり、Tここにありという活躍をしてほしいところです。
パリーグ侍
ダルビッシュがオールスター1試合制を唱えていましたが、
私も同感。
NPBの収益の問題があるとはいえ、どうも緊迫感に欠けます。
ここで一発、名を売ってやろうという、たとえば、松永や門田や山本和範のようなかつてのパリーグ侍のギラギラ感がなく。
交流戦という真剣勝負の舞台が用意されたのが大きな要因でしょう。
昔はオールスターか日本シリーズ(とNHK)しかテレビ放送のなかったパリーグ。
この頃は、お金さえ出せば、どのチームの試合でも全試合観ることができます。
故郷に錦を、の舞台ではもうなくなりました。
それでも今日は、
山岡のピッチングが、この舞台で観れてよかった。
明日の黒木も楽しみです(どちらかというと黒木の方が楽しみです)。