~オリックス・山岡泰輔、開幕投手? の巻~
雨天中止
本日開催予定のオープン戦初戦、対ソフトバンクは雨天中止。
新加入の成瀬が先発予定も、肉離れで離脱。
同じく左腕の松葉に先発が託されていただけに、松葉にとってはアピールの機会を失うもったいない雨となりました。
なので今日は、
昨日の練習試合・斗山戦で書けなかった投手陣等について。
山岡泰輔
先発は山岡泰輔。
開幕を逆算しての登板との報道もあり、山岡の開幕投手は既定路線のよう。
ルーキーイヤーからそれなりの活躍をみせるも、いまだ二桁勝利も貯金も未達成の投手。
期待の大きさは重々理解できますが、過去の金子や西と比べると自ら掴んだ感はなし。
実際どうなるかは分かりませんが。
その山岡、課題のストレートに勢いがなく、さらには高めにも浮き。
初見では対応しづらい伝家の宝刀・スライダーで三振を奪っていましたが、今日のピッチングも前回登板同様いまひとつ。
開幕を任されるのであればいま仕上げる必要はないのですが…。
ディクソン
二番手はディクソン。
ナックルカーブにチェンジアップ、さらにはツーシームを内外に投げ分けていました。
面白かったのはツーシーム。
困ったらナックルカーブというのがいままでのディクソンでしたが、昨年からイメージチェンジに取り組んでいます。
安定感が増し変化がいい方向に進んでいます。
ストレートをみると、こちらもまだ調整途上という印象ですが、グラウンドボールピッチャーらしく、きっちり内野ゴロで2併殺。
昨年の故障の影響も感じられません。
荒西祐大
山岡3イニング、ディクソン3イニングを受けて、三番手はドラフト3位の荒西祐大。
直球に強い韓国チームも押し込まれていたようにストレートは力があるようにみえましたが、制球がもう一つ。
低めになかなか来ず、基本高い。
ただ、時折投げるカーブは効果的。
こちらの比率をもっと増やしても。
最後は吉田一将。
スロースターターらしくまだ調整途上というピッチングでした。
T-岡田、マレーロ
投手陣は以上で、昨日書いた若手外野手を除く野手から二人。
4打数2安打1本塁打のT-岡田。
センターバックスクリーン弾は滞空時間の長いTらしい一打も、打ち取られた2打席の内容がいまひとつ。
外に逃げる変化球みえみえの配球の場面で、その球を案の定空振り。
2安打1本塁打のマレーロ。
どちらもストレートを完璧に捉えました。
ロメロ、マレーロ、メネセスと助っ人野手3人のなか、ここまでの実戦を観る限りメネセスは確定。
静かなロメロを尻目に、マレーロが突き進みます。