~オリックス、外国人4人態勢? の巻~
スタッフ会議
1月10日に行われた、今年最初のスタッフ会議。
田嶋、K-鈴木、福田、山足の新人4人が一軍キャンプスタートとなる一方、
相手チームとの調整がつかず、対外試合が2月下旬まで組まれないという事実も露呈しました。
相手チームの都合もあることゆえ、フロント陣を一方的に攻めるわけにはいきませんが、
宮崎市内では巨人、ソフトバンクがキャンプを張り、
日南市では西武と広島、
韓国の斗山も二次キャンプを宮崎で行う予定で、
福良の要望をどうにか叶えることはできなかったか、いささか疑問に思います。
打ち止め?
2018年に向けてのオリックスの戦力補強。
12月21日に発表された、左腕・アルバース獲得以降なにもありません。
これで打ち止めということなのでしょうか。
この時期の戦力補強となると、
トレード、もしくは、自由契約選手、新外国人の獲得の三つの方法がありますが、
トレードに関しては最近のオリックスは消極的で、
自由契約選手は前巨人の村田以外めぼしい選手もなく。
上記二つは特に望んではいないのですが、
新外国人は絶対に獲った方がいい。
いや、
獲るべきです。
現在、オリックスの外国人は、
投手が、ディクソン、アルバースの2人。
野手が、ロメロ、マレーロの2人。
4人の一軍登録が認められているなか、
登録ぎりぎりの外国人で勝負する。
非常に恐ろしい。
総括と反省
昨年の4位という結果を精査すれば、
Aクラスを逃した要因として、ロメロの離脱が挙げられます。
昨年の開幕当初、オリックスに所属していた外国人選手は、
投手4人(ディクソン、コーク、ウエスト、ヘルメン)、
野手2人(ロメロ、モレル)の6人。
昨年のキャンプインの時点で、野手が2人という点を危惧していたのですが、
ロメロの故障離脱で、いやな予感が的中することに(オリックスに関していえば、悪い予感はほぼほぼ当たる気がします)。
そして5月のあの失速…。
ファンとして、
地団太踏んだことを思い出します。
そのような失敗を経ながら、また今年も野手2人態勢でシーズンに臨もうとしている。
昨年の総括、反省をしたのか、
それすらも疑いたくなります。
失敗を活かせず
外国人投手も4人から2人に削減。
しかも獲得したのは、
現在の投手陣をみると飽和状態とも思える先発型の投手。
増井獲得で先発ピッチャーへ方向転換したといわれていますが、
新加入の増井に負担を掛けない意味でも、
中継ぎ陣の軸となるべき黒木・近藤の経験不足を考慮した上でも、
ブルペン陣の強化は必須のはず(アルバースよりも噂に上がったカラシティーの方を評価していました)。
もし獲得に値する投手が見つからなかったのであれば、
昨年の平野離脱時にクローザーを任した、ヘルメンを呼び戻すのも一つの策でしょう。
とにかく、
外国人4人態勢で戦えるほど、このチームの選手層は厚くない。
助っ人誰か一人が抜けたときにバタバタと動いても、
時すでに遅しです。
過去の、
しかもつい昨年の失敗すらも活かせない。
ここが20年以上優勝から遠ざかっている原因でしょう。
はあ~、
非常に恐ろしい。
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