~オリックス、新外国人・エップラー獲得 の巻~
タイラー・エップラー
オリックスは15日、前パイレーツ傘下3Aインディアナポリスのタイラー・エップラー投手を獲得したと発表した。1年契約で年俸は60万ドル(約6500万円)。背番号は42。
長村裕之球団本部長は「去年は3Aで13勝していて、今後はメジャーでも活躍を期待されていた投手。そういう選手が獲得できて良かった。本格派で腕も振れる。球持ちもいい。制球力が良く四球も少ない。とりあえず先発で試すことになると思う」と話した。
エプラーは26歳。196センチの長身右腕。メジャー経験はなく、昨季は3Aで先発として28試合に登板し、13勝6敗、防御率3・59の成績を挙げた。
1993年1月5日米国テキサス州生まれ。2014年のドラフト6位(全体191番目)でサム・ヒューストン州立大学からパイレーツに指名された。右投げ右打ち。(デイリースポーツ)
~オリックス、先発ローテ8人制 の巻~の記事内で、先発8人制よりも獲得予定とされる新外国人投手の方が気になる、と書いていましたが、ようやく現実のものとなってくれました。
昨年からの残留組4人に、新外国人が野手・投手一人ずつが加わり外国人は計6人。
キャンプまで半月。
最低限の臨戦態勢は整いました。
物足りない
ここ2年はAAAで、
2017年:8勝9敗/防御率4.89/投球回136.1/被安打159/与四球33/奪三振96
2018年:13勝6敗/防御率3.59/投球回153/被安打160/与四球39/奪三振118。
四球の少なさは評価できるも、イニングを超える安打を浴び、奪三振数も正直物足りない。
以下、一昨年春の投球です。
2018パイレーツ・トッププロスペクト30
「今後はメジャーでも活躍を期待されていた投手」と球団本部長は語っていますが、2018年パイレーツのトッププロスペクト30にはノミネートされておらず。
一昨年の映像も、この時点では取り立てて特徴があるようには思えませんが、このときまだ24歳。
ここから大きく伸びていてくれれば。
キャンプが楽しみです。
4人の外国人枠
同じ3A出身といえどメネセスのようにチームの浮沈を左右する選手というわけではなく、立ち位置としても外国人投手3番目、野手含めても6番目というところでしょう。
ただそれでも、外国人はいないよりかはいた方が数段まし。
ロメロとローチだけになっていた昨季終盤、またはロメロ・マレーロの不振に泣いた昨季前半のことを考えても、4人の外国人枠をフルに使っていくことは非常に重要なこと。
学年でいえば、塚原、山崎福、小林、岩本らと同期。
まだまだ若いエップラー。
新天地となる日本でなにかを学び、大きく育ってくれれば。