~オリックス・杉本裕太郎、4打数4安打! の巻~
初勝利
復帰4試合目で、山岡泰輔が初勝利。
山本や田嶋には内容的には劣りましたが、粘って投げるのが大事。
野手の育成も投手も辛抱が肝要ということ。
ほぼ毎回安打を浴びるも、与四球1つ。
そして大量援護。
これらも大きかった。
ただ、故障明けとはいえ、この点差で六回降板は情けない。
この白星をきっかけに、開幕投手にふさわしい投球を取り戻してくれれば。
モヤ
昨日は五番打者に泣いたオリックス。
今日は五番に入ったモヤが先制弾。
打線の組み替えが当たりました。
その前の特大ファールをみても、やはり長いのが打てるバッターは価値が高い。
二軍でのOPSは.910。
上でなんとか結果を残したいところ。
打率.357
モヤの本塁打が出た二回。
本塁打ありセーフティありの6連打と犠飛に内野ゴロで一気に5点。
オリックスらしくない効率的な攻撃で試合を決めました。
相乗効果が窺える、杉本裕太郎と大下誠一郎は今日もスタメン。
大下は4打数2安打2併殺。
打って出れば併殺はつきもので気にする必要はなし。
まだ出場4試合目とはいえ、ここまでの打率.357は全くの想定外。
メンタルの強い大下には大きな舞台の方が合っているのかもしれません。
打率.317
そして、杉本裕太郎。
いままでの杉本からは到底考えられない4打数4安打の大当たり。
確実性を追求した打撃改造には諸手を上げて賛成ではなく、目指すべきはテキサスのジョーイ・ギャロと以前の記事で書いたくらいですが、4打数4安打をみせられては素直に拍手しかなく。
中嶋代行就任後、ほぼ全試合にスタメン出場しての打率.317。
こちらも全くの想定外。
ライト前3本
前日痺れる場面でボール球に手を出しサヨナラの好機をつぶした杉本。
早速の名誉挽回。
4本中3本がライト前、1本がセンター前ヒット。
1年前、杉本がこのような打撃ができるようになると考えていたファンは一人もいなかったはず。
力のある打者がしっかりと振っているから振り遅れても内野の頭を越える。
確実性を重視する西村に使ってもらうための杉本の挑戦が、実を結びました。
そこに西村がいないのは皮肉ですが。
若月健矢
正捕手の座から落ちた若月健矢が久しぶりのスタメンで3打数3安打の猛打賞。
調子のよくなかった山岡をなんとか耐えさせたリードも光りました。
伏見との競争をいい刺激としなければもったいない。
二軍で結果を残し競争を勝ち抜いたものが一軍に上がり、一軍でも競争を勝ち抜いたものがスタメンで出場する。
ただそれだけの単純なことがなぜかできなかった前監督。
ようやく普通の体制に戻ったいま、若者が生き生きと躍動しています。
そしてそんな彼らの姿を観るのがファンとして、非常に楽しい。
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