祈優勝! オリックスバファローズ

~オリックスバファローズを心から愛するファンの、ブログ~

福良淳一

~オリックス、福良全権監督 の巻~

やりやすいスタッフ

10月29日 サンケイスポーツの記事より。

悪口に聞こえたらゴメンナサイ。でも、正直な感想です。オリックスの2017年コーチングスタッフ、あまりに地味過ぎません?

(中略)

組閣段階の頃。西名球団社長が以前に「若手を育てて、広島のようなチームを」と熱く理想を掲げていたので、それに沿った実績抜群の方々の名前を何人も念頭に取材したが、瀬戸山球団本部長(当時)の返答はすべて「NO」だった。

「とにかく、福良監督がやりやすいスタッフを作る。これが一番。監督が戦いやすいメンバーにしたい」

2017年オリックスコーチングスタッフは、
とにかく地味。
そして、不満の声、声、声。

ただ、
不満なのは、地味だからではなく、
実績を伴ったコーチがほとんどいないから

実績十分の外部コーチを招聘せず、
なぜほとんどを内部昇格で済ませたのか?
その答えは、
福良がやりやすいスタッフだけを集めたから

大丈夫ですか、これで?

近しくやりやすいメンバーを集め、
お友達内閣と揶揄された第一次安倍政権は、
首相自身とその仲間たちの未熟さゆえに、早々と瓦解しました。
その反省を踏まえた現内閣では、
総裁争いで激しく対立した石破まで取りこみ、
就任4年と安定した長期政権となっています。

優しい福良ゆえ、
関係性の薄い相手では遠慮してしまい、
自分より年長で、選手としての実績も上の高橋慶彦は、
重く感じたのでしょう。

だからシーズン終了とともに早々と切った。

ただ、
大丈夫なんですかね、これで?




背水の陣

先日のドラフト会議でも「とにかく即戦力を」と強く強く主張した福良監督の思いが、長期的視野(高校生中心補強)の球団案を圧倒した。意外にも、12球団で一番負けた最下位球団に「全権監督」が誕生してしまったわけだ。

でも、今のプロ野球界の流れは、これが正解なのかもしれない。進退をかけるなら思い通りの環境で勝負したい! 言い訳できない状況での福良監督のさい配に注目だ。

コーチ人事も福良のやりやすい仲間で固めてもらい、
ドラフトでも、その主張通り、
故障を抱えておらず、開幕第2戦目を任せられる可能性のある投手(山岡泰輔)を指名してもらう。

もう言い訳はできません

あなたのやりやすい環境を整え、
あなたの欲しい選手を集めた

監督を支えようという点では、
フロント・スタッフ、
これほど強固なチームもないのかもしれません。
その実効性は別として。

さあ、
あとはあなたが
グラウンドでどのようなタクトを振るうのか

全権監督。
それは、その責任の全てを監督が背負うということ

秋季練習のぬるさをみると、
それだけの覚悟があるようには到底思えないのですが…。




-福良淳一
-,