~オリックス、輝く池田陵真(2022球春みやざきベースボールゲームズ3戦目(vs西武))の巻~
開幕戦の相手
みやざきベースボールゲームズ最終戦は、開幕戦の相手・西武。
相手先発は開幕投手が内定している高橋光成で、昨年もこのベースボールゲームズで登板。
既視感溢れる対戦も、昨季と大きく違うのはオリックスがパリーグを制したということ。
リーグ覇者として迎え撃つも、主力調整中のオリックス打線では高橋を打ち崩せず。
どっしりとした下半身から投じられる高橋のボールは、強さを感じさすがの一級品。
10年勝ててない開幕戦。
今季も苦労しそう。
山岡、バルガス
オリックス先発は、山岡泰輔。
こちらは細く小さい身体からキレのある変化球で勝負。
スライダーの曲がりも鋭く、怪我の影響は感じず。
このまま順調にいって、開幕2カード目の頭を任せたいところ。
五番手にバルガスが初登板。
セットアッパ―有力候補の2年目助っ人は、2者連続三振含む三者凡退で下位打線を片付け。
この試合では特にスライダーがよかったバルガス。
バッテリーを組んだルーキーの福永の好リードの光りました。
第三捕手
宮崎ベースボールゲームズ初戦でマスクを被ったのは若月。
2戦目は伏見。
順番でいけば、3戦目は第三捕手筆頭候補の頓宮と思いきや、若月。
いろいろ試せるこの時期、頓宮は一度もマスクを被らずすべて一塁手として出場。
その流れをつくったのは、福永が(守備の面で)使える目途が立ったからともいえます。
特にスローイングにはいいものがあります。
またも、池田陵真
新人の野口が猛打賞も内容的にはそれほどでもなく、それよりも池田陵真。
2打数2安打で2本とも右へもっていき、2打席目は外スラに軸を残し。
高卒野手開幕スタメンといえば後藤駿太が思い出されますが、守が評価されての後藤と違いこちらは打。
外野の空きは術後の吉田がDHの場合のレフトのみ。
来田よりも守備は上で、Tの故障の具合次第ではまさかの大抜擢もあり得るのではと夢想。