~オリックス、一二番変えて大敗から大勝、マジック20! の巻~
ワゲスパック
8連勝で迎えた相手はソフトバンク。
大型補強もあり、オリックスと優勝を争うライバルと目されながらも3位に沈み、ペナント奪還が叶わなかったソフトバンクですが、対戦成績の差で優勝を逃した昨季の反省を生かし、今季の対戦成績はほぼ五分
長崎で行われたカード初戦は、ワゲスパックが崩れ大敗で連勝もストップ。
ワゲスパックに関しては前回が良すぎただけで、ある程度打たれるのは想定内。
にしても3回で5四死球では話になりませんが。
一番・渡部、二番・野口
だからこそ、攻守ともに野手が支えねばならぬも、二飛で三走のホームインを許した凡プレーで先制点を許し、11安打で7得点のソフトバンクに対し8安打での完封負け。
この非効率性の大きな要因は、一番・渡部、二番・野口が一度も出塁すらできなかったこと。
ここでも何度も書いていますが、守備力と走塁力は高いが打撃力低くパワーもない渡部と、パワーはあるも選球眼にコンタクト率が低い野口を、使うなら現状下位。
これに関しては起用した中嶋のミス。
渡部遼人・野口智哉⇔池田陵真・来田涼斗
非は非として認め、素直に反省できるのが名将の条件。
渡部・野口の両選手を試合後降格させ、池田と来田を昇格即スタメンに起用。
苦手有原との対決となったカード2戦目。
両若手の結果は対照的なものとなりました。
一番起用の池田陵真は、右に左にの3安打猛打賞。
対して九番スタメンの来田涼斗は3打数3三振と明暗はっきり。
膝下に落とせばの来田と取り立てて穴がなくインサイドアウトのスイングのできる池田。
その差がもろに出ました。
来田に関しては一軍に上げるタイミングが遅れたのは否めませんが、それでもこの内容では。
一番・池田、二番・宗
前日完封負けの打線は、上記池田の初回先頭打者ヒットが流れを呼び、相手ミスにもだいぶ助けられ、計8点。
2本塁打4打点と頓宮裕真が大爆発。
スランプもありながらいまだ首位打者争いトップは称賛に値します。
ここまで来たらぜひタイトルを取ってもらいたい。
池田陵真・宗佑磨で組んだ一二番は、前日の渡部・野口とうって変わって、9打数5安打と塁上を駆け回り。
一・二番が出れば、好調のクリーンアップが還してくれます。
自身の悪手を即座に好手で取り返した中嶋は、さすがの名将。
復帰
腕の張りで3か月ぶりの登板となった田嶋大樹。
ストレートのキレも強さもまだまだ本来の田嶋のものではありませんでしたが、復帰後初戦でここまで投げられれば十分。
五回で田嶋予定通りの降板後は、小木田→宇田川→阿部→→山崎颯とつなぎ、8-4と大勝。