~オリックス、小林慶祐⇔飯田優也 の巻~
トレード
プロ野球・オリックスの右腕・小林慶祐投手(27)と阪神の左腕・飯田優也投手(29)のトレードが28日、両球団から発表された。今季途中のトレードは巨人―楽天間の2例に続き3例目。
社会人の日本生命から2016年のドラフト5位でオリックスに入団した4年目の小林は、通算69試合に投げて防御率は5・25。球団を通じ「新天地で新しい“いい姿”を見せられるように頑張ります」とコメントした。
東農大生産学部から12年のドラフトで育成3位でソフトバンクに入団した飯田は14年に支配下登録され、18年途中にトレードで阪神に入団していた。プロ8年目の今季は1軍登板がなく、通算101試合登板で防御率は3・61。「オリックスで活躍できるように精いっぱい頑張ります」とコメントした。(毎日新聞)
オリックスのトレードは昨年の松井雅人・松井佑介+モヤ⇔松葉貴大・武田健吾+金銭以来。
不振が続いていた松葉は今年中日のローテに入り、武田は広いナゴヤドームで堅守を披露。
トレードでチームを離れた選手の活躍をやっかむよりも、他球団で頑張っている姿を素直に喜べる年齢になってきました。
小林慶祐
オリックスを離れる小林慶祐は、いまのところ1年目がピーク。
150キロに迫るストレートのフォークのコンビネーションで防御率3.98。
通算2勝はともにルーキーイヤーに挙げたもので、頭部直撃がなければさらに増えていたのでは。
過去3年でイニング数を変える三振数を稼いでいる小林。
しかし、ストレートのキレが年々弱くなってきている印象で、今季もそれは変わらず。
ただ、小林のことで思い出すはピッチングよりもその人柄。
朴訥とした性格で、触れた人を魅了。
私がお世話になっているオリックスファンの先輩との会話や、細い目をさらに細めた笑顔のツーショット写真を思い出しました。
飯田優也
小林と入れ替わりでオリックスに入ってくるのは、飯田優也。
数年前の西の人的補償の記事でも名を挙げていましたが、左のパワーピッチャーで、タイプ的には富山凌雅。
今年のピッチングを観ていませんが、いままでの印象通りであれば欲しいピッチャーの一人でした。
ただ年も重ね、これまでのように力で押していくピッチングが難しくなる頃でもあります。
新しい指導者との出会い(指導者でなくともアルバースなど)はきっとプラスになるはず。
これは小林にも言えること。
両選手とも間違いなく必要とされてのトレード。
新天地で頑張ってほしい。
山崎福也
福岡で3タテ食らった直後の試合は帰阪してのロッテ戦。
ソフトバンク同様相性通りの結果が出て負け。
オリックス先発の山崎福也。
外のチェンジアップを効果的に使い、三回の2三振などまさに絶品。
しかし三発に沈みました。
外低めに構えて内高めに投げられては捕手もどうしようもなく。
福岡から大阪に所を移しても(その前の大阪(西武戦)でも)、勝負は本塁打で決まる。
いかに本塁打(長打)が有効かということ。
そしてこれが真理。
昨年も明確だったその欠点を埋めるべくジョーンズとロドリゲスを獲得するも、両選手の本塁打を足してもマーティン一人に及ばない寂しさ。
西野真弘
西村退陣→中島監督代行就任により采配面のストレスは大幅に軽減。
が、この負けで黒星一つ先行の4連敗。
反撃開始の六回裏、甘いカーブを捉えた松井佑介の打球は正面に。
たらればが許されるならばここ。
長打になってもおかしくないボールでした。
下で結果を残すも呼ばれなかった西野真弘が昇格即スタメン。
第一打席で復帰のヒットを放ち先制のホームイン。
懐かしさすら感じた背番号「5」。
老け込むにはまだ早い。
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