~オリックス、新外国人・メネセス獲得 の巻~
ジョーイ・メネセス
オリックスは29日、来季の新外国人として、米大リーグ、フィリーズ3Aのジョーイ・メネセス内野手(26)の獲得を発表した。1年契約で契約金を含めた年俸は1億1000万(金額は推定)。
右打ち右投げのメネセスは主に一塁を守り、今季3Aで130試合に出場し、打率・311、82打点、23本塁打をマーク。打点、本塁打の2冠に輝いた。
オリックスは今季、12球団でワースト2位のチーム打率・244と得点力不足に悩まされただけに、新助っ人の力で攻撃力アップを狙う。(SANSPO)
噂に上がっていた大砲を無事獲得。
以下、動画です。
準三冠王
体も大きく、当たればどこまでも飛んでいきそうな26歳の若き長距離砲。
3Aでの二冠は伊達でなく、OPS.870は立派な数字。
また三冠王は逃したものの、打率部門の,311という数字は実はリーグ2位で、1位との差はわずか6厘。
つまり、準三冠王。
トリプルAは、インターナショナルリーグとパシフィックコーストリーグの2つ。
つまり、2018年、3A最高峰の打者であることは間違いありません。
ポジションが外野とファーストということで、マレーロと被ります。
ということはマレーロは今年限りということとなりそう。
メジャーに呼ばれず
ただ気になるのは、セプテンバーコールアップでメジャーに呼ばれなかった点。
所属するアイアンピッグスが首位にいたことも一因かもしれませんが、
フィリーズの外野陣をみれば、3Aで圧倒的な数字を残すメネセスにはチーム・本人のためにもメジャーを経験させておきたいと思うところ。
DHのないナ・リーグ所属のフィリーズ。
壊滅的な守備力でなければよいのですが…。
なお、フィリーズの外野の一角を担っていたのは、途中入団のホセ・バティスタ。
2010~2011年のアリーグ2年連続本塁打王。
ロッテ獲得の噂が出ています。
ベテランのバティスタを使い、新鋭のメネセスを3Aに留めたフィリーズの判断。
もしかすると来季日本でその答えがみられるかもです。
大砲獲得
メネセスに関しては前年まで2Aにいてそれほどの数字を残していた選手ではなく、
その証拠にフィリーズのプロスペクトトップ30にもノミネートされておらず。
ある意味、今季の爆発は突然変異。
しかし、
右にも左にも大きいのを打てるメネセスは、オリックスの弱点を埋め得るに十分。
外国人選手の場合は、日本球界にいかになじめるかも肝要となってきますが、
チームには人格者のディクソン、アルバース、そしてフィリーズOB・田口壮がいて。
そこは問題なさそう。
とにかく大きいのが打てる選手が欲しい。
ファンの希望に応えての大砲獲得は嬉しい限りです。
追伸:風邪で丸二日間寝込んでいました。
みなさま、うがい手洗いを忘れずに。