~オリックス、オープン戦白星発進 の巻~
初勝利
WBC出場国の調整相手の役目を終え、
今日から正式にオープン戦が開始。
初戦は、ほっともっと神戸での横浜戦。
粉雪が舞う肌寒いコンデションのなか、
オープン戦の初戦を白星で飾りました。
先制・中押し・ダメ押しと文句のつけようのない展開。
左団扇で観戦することができました。
まずは1勝、
明日も1勝。
オープン戦といえど、一つ一つ白星を積み重ねていくことが、自信につながっていきます。
黒木優太
先発はディクソン。
3回を投げ、被安打2奪三振4と安定したピッチング。
後を継いだ岸田も同じく、被安打2奪三振4と好投。
岸田にとって久しぶりの3イニング目に、二本のヒットを集められ失点したものの、順調な調整ぶりがうかがえます。
八回に、
ルーキー黒木が登板。
安打・四球で無死一二塁のピンチを招くも、
後続をゲッツー・三振に抑え、今日も無失点。
最後の乙坂を見逃し三振に切ってとった外のストレートは、どこまでも伸びていくようなストレート。
筒香でも打てないんじゃないかと思わすほどの、みごとな真っ直ぐでした。
降格
暗闇に陥った感のあるTが、今日は七番に降格。
これは仕方ないですね。
Tのスランプ、
キャンプを先頭で走り抜けた疲労の影響ならよいのですが、
キャンプ後半での故障が原因だとすると厄介。
今日は二本のヒットを打ちましたが、不安を一掃する大きいのを、早くみたいところ。
このまま四番で突っ走りそうな勢いの、新外国人のロメロは、
右投手の外寄りのスライダーを、そのままおっつけてのツーベースで打点2。
柔軟なバッティングに、期待が増します。
牽制球を体に受け1打席で交代しましたが、
病院にもいかず経過観察で済みそう。
一安心です。
九番の駿太も、今日はよかった。
レフトへ流し打った場面は、上半身・下半身バラバラのフォームが改善されているようにもみえました。
その守備範囲、
強肩。
駿太が打ってくれれば、これほど大きな戦力アップはありません。
WBC
昨夜のWBCグループB、日本vsキューバ。
9‐4と5点リードの八回表に、オリックス平野が登板。
一死後、
三番セペダに四球、
四番デスパイネにヒットを打たれ、
五番打者を抑えツーアウトまでこぎつけたところで、なぜか秋吉に交代。
ホームラン打たれてもまだ二点差。
ここはどっしりと腰を下ろしていくところで、
あたふたする小久保采配。
ここで平野が抑えれば、
招集遅れのためWBC球への適応が遅れていた平野にとっても自信になりますし、
大事な場面を任せられるスタッフが一人増えます。
にもかかわらず、
前倒しにクローザーを出し、
結果打たれるという最悪の結末。
もともと低かった、小久保の平野への信頼はいままで以上に低下。
冷や冷やするような緊張感あふれる場面で平野をみることもは今後ないでしょう。
実際平野が打たれたのなら、それも理解できるのですが、
尻拭いの機会さえ与えられなかったのは、至極残念。
ドジャースタジアムのマウンドで仁王立ちする平野をみたかったのですが、
残念ながら、その機会は訪れそうにありません。