祈優勝! オリックスバファローズ

~オリックスバファローズを心から愛するファンの、ブログ~

杉本裕太郎

~オリックス、西浦・頓宮・杉本、アーチ競演 の巻~




3本塁打

2月20日の紅白戦、オリックスにしては珍しく3本もの本塁打が生まれました。

打ったのは、2年目の西浦にルーキー・頓宮、そして4年目の杉本裕太郎。
頓宮に杉本は、オリックス待望久しい右の長距離砲で、
西浦は今キャンプ一番の成長株
打たれたのもオリックス投手陣といえど、期待している野手が結果を残したことが、素直に嬉しい。

3本とも甘い球といえば甘い球。
ただ難しい球を本塁打にする技術よりも、失投を逃さずしっかりと捉えることの方が実は大事で、そうやって選手は出番を増やしていきます。



西浦颯大

1本目は西浦颯大

先発・竹安の高めストレートのボール球を上から叩いて、レフトスタンドへ驚きの一発。
台湾ウインターリーグで結果を残せず心配していましたが、チーム屈指の練習量が実を結び、予想を超えるスピードで成長してくれています。

西浦がライバルと公言していた宗は打撃改造実らず二軍落ち。
センター最有力候補の脱落で、西浦の開幕一軍が近づいています。

守も破綻なく、足は速い。
打で結果を残せば、開幕スタメンも十分にあり得ます。



頓宮裕真

2本目は、ドラフト2位の頓宮裕真

こちらも竹安から、抜けたフォークを逃さず捉え、レフトスタンドに会心のスリーラン
自らの力で一軍昇格を掴んだ男が再び結果を残しました。

紅白戦のたびに称賛している気もしますが、打撃に癖も力みもなく、柔らかくバットをしならせながらボールを捉える。
低めの変化球への対応が今後の課題でしょうが、それは打者なら終生つきまとうもの。
打撃面はいまのところそこしか心配するところがないのが、すばらしい。



杉本裕太郎

3本目は、杉本裕太郎

榊原の甘いストレートを真芯でとらえた打球はレフトスタンドを越え、奥の杉林に消え。
その体躯が示す通り、当たればとにかく凄い。
長距離砲にも三割を求めていた感のある前監督が去ったことは杉本にとって間違いなくプラスです。

手応え十分で打った瞬間両手を挙げて喜んでいましたが、紅白戦でこんなポーズをとる選手をいません。
是非でいえば非ですが、二軍スタートでもありそれだけ結果が欲しかったということでしょう。
私的には、小さなことにいちいち拘泥しない杉本も好きです。



新監督の忍耐力

園部に奥浪が自滅に近い感じで消え、右の大砲候補は潰えた感もありましたが、
入れ替わりで入った頓宮に杉本が実に彼ら以上に魅力に溢れ。

打のうまさは頓宮、飛距離は杉本。
同じ長距離砲といえどタイプは異なり、だからこそこの二人の競争は面白い。

あとはとにかく我慢。
彼らの成長は、新監督の忍耐力に比例します。



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