~オリックス・新鷹キラー山本由伸、ソフトバンクに屈す の巻~
新鷹キラー・山本由伸
この試合まで対ソフトバンク24イニング連続無失点の新鷹キラー・山本由伸が今日の先発。
オールスターファン投票も選手間投票でも千賀に次いでリーグ2位の山本。
山本先発時は常に勝った気でいるのですが、その白星はいまだ4つ。
防御率が示すようにその主因は打線の援護がないことですが、大事なところで一気に崩れる印象も拭えず。
山本ゆえに求めるところがかなり高くなっているのは確かですが。
6安打・5連打・4失点
その山本、
1点もらった直後の四回に、6安打・5連打を集められ4失点。
決して調子が悪かったようにはみえず、不運な当たりもありましたが、ストレートが高めに浮いていたのは事実。
やや一本調子になってしまったか。
その回以降立ち直ったのは今後に生かせるとはいえ、流れが相手に傾いたところでのもうひと粘りが足りない。
あとはそこだけ。
長いのを打てる打者の差
と言っても、今日も援護は2点。
あの回の大量失点がなくても、勝ちにまでもっていけたかどうか。
七回一発出れば同点の場面で、代打に大砲マレーロ。
しかし2球目の絶品のアウトローに手を出し最悪のゲッツー。
ゲッツー自体は仕方ないとはいえ、あの難しい球は辛抱して欲しかった。
ソフトバンクと比べると長いのを打てる打者の差が顕著。
内川から上林まで5人一発のある打者が並ぶソフトバンクに比べ、こちらは吉田とモヤのみ。
今日の神戸、打者有利の追風でしたが、それを活かせるまでの飛距離が出ない。
榊原翼、右肩甲下筋筋損傷
バタバタ感のあった榊原休養からの山崎福也の先発入り。
真相は、榊原の右肩甲下筋筋損傷。
右手打撲が幸便となりいい休養となったと思っていましたが。
長期離脱が予想されます。
ライバル楽天に3タテして乗り込んできたソフトバンクを、山本ですら止められずの負け。
2勝1敗が現実的な目標でしたが、この敗戦でそれは希望的観測に。
1勝、まず1勝。
とにかく1勝。