~オリックス、エースと四番で勝つ! の巻~
珠玉の投手戦
オリックス・山本由伸とソフトバンク・千賀滉大。
両エースのマッチアップは今季4度目。
一時の低迷を脱しともに状態上がってきて、球界を代表する投手らしい投げ合いが福岡で繰り広げられました。
軍配は、7回を無失点に抑えた山本由伸に。
初回一死一二塁、三回一死一三塁、四回一死二塁とピンチを招くなど内容的には圧倒というものではなかったものの、ここで踏ん張れたのは相手が千賀だったから。
1‐0。
まさに珠玉の投手戦。
3打数3安打1本塁打
力勝負のパリーグを代表する両投手のストレートの強さ。
ここに山本だとカット、千賀はフォークという、これまたリーグを代表する変化球が加わるわけで、打つのは容易でない。
しかしながら、そんなワールドクラスの投手戦で一人気を吐いたバッターが、オリックスの四番・吉田正尚。
千賀から3打数3安打1本塁打。
この本塁打が勝負を決めました。
その決勝アーチ。
インコースギリギリの156キロストレート。
これを失投と呼ぶは千賀にかわいそう。
打った吉田を褒めるべき。
オリックスが吉田ならばソフトバンクは柳田。
山本由伸vs柳田悠岐。
3打数1安打2三振。
第一打席は高め153キロストレートで三球三振。
第三打席は148キロの高速フォークで空振り三振。
伏見の好リードも光りましたが、やはり山本が力でねじ伏せた印象。
さすがオリックスの、球界のエース。
防御率2.63
本日の力投で防御率は2.63となり、リーグで唯一の2点台。
2年連続でのタイトル・最優秀防御率がみえてきました。
規定投球回数未満の石川柊太、千賀、さらには上沢直之の存在が気にはなりますが、そこは自分ではどうしようもない部分。
現在投球回数リーグトップ。
疲労は溜まっているでしょうがなんとか。
よろしければ一押しお願いします。