~オリックス、山岡の力投で連敗を5で止める! の巻~
山岡のおかげで
新庄率いる日本ハムを本拠地に迎えての本拠地開幕2カード目。
2シーズンぶりの3タテ&5連敗と、チーム状態が非常に悪いなかで先発を託されたのは、エース山本ではなく山岡泰輔。
ここ2年さえない投球が続き、加えて怪我明け。
打線の援護があまり期待できない以上先発投手への負担は大きく、それに応えられるようなピッチングがオープン戦ではできていなかった山岡でしたが、結果は5回2/3/被安打4・奪三振7・失点0と好投。
山岡のおかげで、連敗を止めることができました。
十八番のスライダー
ストレートは外にしっかりコントロールできており、十八番のスライダーは切れ味抜群。
日本ハム打線の迫力不足はあれど、十分称賛に値するピッチングでした。
球数制限もあってか六回途中82球で交代となった山岡。
次回の登板も楽しみです。
山田の後を受けたのは、山田修義。
清宮をこちらも十八番の外へのスライダーで空振り三振。
山田がいれば、開幕3戦目の負けはなかったと思っています。
比嘉を堪能
七回は比嘉幹貴。
この比嘉の投球が面白く、スーパークイックからのスローカーブや球界屈指の高速牽制など、見どころ満載。
いつもより多い打者4人相手に熟練のテクニックを堪能させていただきました。
驚いたのは八回で、まさかの村西。
スライダーにストレート、一球一球はいいものがあるもののそれがベース上を通過しないのが村西も、無四球三人で片付けました。
が、投げた瞬間ボールの球は相変わらず多く、勝ちパターンの投手かと問われればやはり疑問。
主軸が打てば
打線の方は、初回に三番に入った紅林、四番・吉田正尚、五番・杉本の連打で先制。
五回にも紅林、吉田の連打で追加点。
主軸が打てば点は入ります。
タッチアップでの憤死が2つ。
四回のバレラはともかく、八回の福田の当たりは佐野の足に賭けたとはいえさすがに浅すぎ。
新監督の方針で常に全力返球を義務つけられた、日本ハム外野陣の守備(特に送球)への意識の高さはたぶん12球団一。
連敗ストップ
最後は前日負け投手となった平野が締めて、1週間ぶりの白星。
ようやくの連敗ストップ。
山岡で稼いだこの勝利は大きく、次戦登板の山本にいい形でバトンをつなぐことができました。
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