祈優勝! オリックスバファローズ

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山岡泰輔

~オリックス、今季6度目の完封負けから、山岡の好投&来田の好走塁でサヨナラ勝ち! の巻~




今季6度目の完封負け

千賀、モイネロを(なんとか)打ち崩してサヨナラ勝ち。
ソフトバンクに勝ち越して迎えた対ロッテ初戦。
防御率0点台のロメロの前に軽くひねられ、今季6度目の完封負け
全12敗中の半分が完封負けは、オリックスの攻撃を観ていてさすがに期待感を抱けません。

勝負所は、3点を追う七回。
一死一三塁でバレラに代えて杉本を起用するも、バット一度も振らず見逃し三振と、士気すらも大いに下げる不甲斐なさ。
リーグ最多三振、バットに当たらないことで生まれる消極さ。
これで打率も一割を切り。



両外国人に代打

杉本三振で二死となり、今度はラベロに代打・西野も、センターフライで無得点。

杉本の代打起用はともかく、代打を起用されたのがオリックスに二人しかいない助っ人打者のバレラとラベロということの方が問題。

来日は遅れたものの、レギュラー格の安達が怪我、宗と太田がコロナ罹患し即座にチャンスを掴んだバレラ。
自慢のユーティリティさで二三塁の穴を攻守で埋めるも、彼らが戻ってくる頃には入れ替わりのように調子急降下。

準2年目のラベロは入団からずっと低空飛行。

杉本に助っ人。
打を期待される選手が揃ってこれでは、リーグワーストのチーム打率もさもありなん。



山岡泰輔

2戦目は、山岡vs石川の技巧派同士のマッチアップ。

6回1失点の山岡泰輔
三者凡退はわずか1回と調子自体は良くなかったものの、身上の粘りの投球で最少失点で凌ぎました。

このチーム打率でこの順位は、投手陣、特に先発陣のおかげも、個人的にはその代表格が山岡。
オープン戦の状態良くなく危惧されていましたが、球数制限下でここまでの4先発すべてにおいて試合をつくってくれています。



吉田との勝負

打線の方は石川の投球術の前にゴロを重ね、初回の吉田の犠飛のみの一点で延長戦へ。

延長十回、比嘉が勝ち越されるも、先頭福田の二塁打からまたも吉田の犠飛で追いつきました。

ロッテ側からすると1点リード、一死一三塁でバッター吉田。
敬遠すると満塁となりサヨナラのランナーが二塁にいくデメリットあり、通常ならばもちろん勝負に行く場面。
しかし昨季と違い吉田しか怖いバッターがいないのがいまのオリックス
吉田との勝負を避けるメリットは他球団と比べても実に大きい。

吉田以外の打者にデジャブのように凡打を見せられ続けたファンにとっては、常道ではない敬遠策の方が嫌で、勝負はラッキー。
そして、期待に応えてくれた吉田正尚。

千賀との対決でも感じたことですが、本調子ではないなか、やはりさすがの一言。



来田の好走塁

延長十一回は、2四球とあいかわらずリスキーなピッチングの村西がなんとか抑え、その裏、若武者・来田涼斗がライト前ヒットで出塁。
七番スタメンの杉本も四球で続き無死一二塁で、野口に代えて山足が、ある種みえみえのバスターで一三塁。

次打者伏見の強い打球を前進守備の中村が弾き、その僅かなスキをつき来田が勇気をもって本塁突入。
ベースの端をかすめる、来田の好走塁でサヨナラ勝ちを収めました。

ロッテの一点はマーティンの、オリックスサヨナラは来田の好走塁。
チーム打率リーグワーストとブービーの両チームらしい点の取り方でした。



ワンチャンス

しかしロッテ側からすれば、十回十一回と失策が点に絡む、もったいない点の取られ方。
オリックス側からすれば、エラーや四球といった相手の援護がなければ得点が難しいのが現状ゆえ、本当に助かりました。

今週二度目のサヨナラ勝ちは、なかなか気持ちがいいもの。
しかし試合展開としては常に苦しく、まさに言葉の通りのワンチャンスをものにできれば勝ち、ものにできなければ完封負けの状態は続きます(そして、これを支えてくれているのが先発ピッチャーです)。




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