~オリックス、再開紅白戦① の巻~
決定
プロ野球の12球団代表者会議が25日、オンラインシステムで開かれ、6月19日に無観客で公式戦が開幕することを正式に決めた。
同日、東京など5都道県の緊急事態宣言が解除されることを受け、プロ野球の日程も正式決定。NPBの斉藤惇コミッショナーはこれまで「正確な日程の発表については緊急事態宣言の解除が最低限の条件になろうと思います。できるだけ早い段階でスケジュール等々を皆様にお知らせできるのではないかと思っております」と話していた。(中日スポーツ)
開幕が本決まりとなり、選手個々の調整もいよいよ本格化。
チームも全体練習が始まり、今日からは京セラで紅白戦3連戦。
0-1
第一戦は、白組がレギュラー組、紅組が控え組で6イニング制。
白組には若月も戻ってきて、初志忘れず二番に中川も起用。
背中の張りで欠場となった安達と宗がここに加わればほぼほぼベストメンバー。
試合の方は、0-1で控え組の勝ち。
生きたボールに触れていないバッターの方がこの時期不利なのは当然で、打撃戦になっていれば逆に投手陣が心配になります。
伏見、杉本、勝俣
打撃陣で結果を残したのは、若月に頓宮、伏見の捕手3人。
捕手ができるまでに戻ったかは別としても、伏見の復帰は素直に嬉しい。
まさに火の出るような当たりだったのが、紅組・杉本のツーベース。
ドカベンの岩鬼のようで、スケールがやはり大きい。
この杉本が八番で、紅組のクリーンアップは太田、勝俣、そして紅林。
紅林への期待の大きさを感じます。
四番の勝俣は、センターオーバーのツーべース1本。
スイング鋭く、打撃は十分に一軍レベル。
オープン戦出場のなかった西浦・佐野も帰ってきましたが、まだまだ。
好投、山崎福也
投手陣では、両先発が好投。
一年目に比べればまだまだも、田嶋はストレートのキレが若干戻ってきた印象。
珍しく良かったのが山崎福也。
いつも垂れ気味のストレートが今日はもう一伸び、その分チェンジアップも効果的。
低めに落として空振りも多く奪っていました。
後はこのピッチングを続けることができるかどうか。
中継ぎで一軍に加わりたい吉田凌も登板。
同僚への死球後も内面乱れず、後藤駿太を軽くひねった姿はなかなか頼もしい。
大前一樹アナウンサー
オープン戦では選手の声がよく聞こえていましたが、同じ無観客ながら今日は静か。
ベンチでも選手は離れて座り、指揮官もマスク姿。
このような形で開幕後も進んでいくのでしょう。
グラウンドで躍動する選手と同じくらいに懐かしかったのが、大前一樹アナウンサーの実況。
オリックス×大前一樹は、最高の組み合わせです。
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