~オリックス・ドラフト7位 鈴木昂平、一軍帯同 の巻~
鈴木昂平
オリックス春季キャンプ2016。
育成含めて12人の新人選手のなか、一軍のキャンプメンバーに選ばれたのは野手3人。
ドラ3の大城、ドラ10の杉本、
と、
ドラ7の鈴木。
キャンプを終え、
そのなかでオープン戦帯同を勝ち取ったのは、鈴木昴平ただ一人でした。
守備固め
東海大から三菱重工名古屋を経て、オリックス入団。
大学時代からその守備力は高く評価されていましたが、課題のバッティングが足を引っ張り、指名漏れ。
今回の7位という指名順位も、そのためでしょう。
バッティングはまだまだ非力ですが、
大城との入れ替えで急遽一軍の試合に呼ばれた楽天戦ではライト前ヒットを放つなど、
徐々に適応力もみせています。
いまのところ、中島がショートの一番手ですが、
ご承知の通り、昨年その守備は安定感を欠き、試合終盤中島への守備固めは不可欠。
その役割を果たすことが、まずは鈴木の仕事となりそう。
ショートの穴
先日の大城の例を出すまでもなく、
遊撃手は内野の要。
そのミスは失点に直結します。
安達が潰瘍性大腸炎で離脱したチームにとって、
ショートの穴をいかに埋めるかが前半戦の課題。
「守備だけでお金が取れる」と評される鈴木昴平のディフェンス力で、
チームの危機を、
救ってほしいものです。