~オリックス、開幕メンバー中間予想 の巻~
魂
WBCの熱気が日本列島を包みこみ、
侍ジャパンの奮闘が、野球ファンのみならず日本国民の心を揺さぶっています。
その渦中に、オリックス・平野佳寿がいるのは、やはり嬉しい。
昨夜のオランダ戦、
あまり言われませんが、
4点差を追いつかれて嫌な流れのなか迎えた4回裏を、三者凡退で抑えた平野の果たした役割は極めて大きい。
最大の敵・オランダを倒して、米国行きがみえてきた侍ジャパン。
相手のオランダもそうでしたが、
一球の判定に喜怒哀楽を表す選手たちの興奮は、敏感にファンに伝わってきます。
昨年一年間、オリックスファンがまったく盛り上がらなかったのは、
選手からなにも感じることができなかったのが原因でしょう。
WBCが国対国の勝負とはいえ、
やっていることは同じ野球。
技術は二の次でいい。
今年こそ、
一球に魂を込めて戦ってほしい。
切に、願います。
投手陣
WBCの陰に隠れていますが、
あと半月でシーズン開幕。
ここまで強化試合4試合、オープン戦5試合を戦い、
少しづつ開幕メンバーがみえてきました。
私なりの中間予想をしていきたいと思います。
まずは投手陣。
【先発】金子、西、ディクソン、コーク、山崎福、黒木
【中継ぎ・抑え】山岡、吉田一、近藤、澤田、ウエスト(ヘルメン)、平野
新外国人のコークが巨人戦でのパーフェクトピッチで先発4番目の椅子をゲット。
松葉vs山崎福vs山田の左腕対決は、安定感が光る山崎福が一歩リードで、
最後の枠は、ルーキーの山岡・黒木、ベテラン岸田の争いも、
力のある速球とキレのある変化球が武器のドラフト2位・黒木優太に任せたい。
山岡もスライダーは評判通り。
岸田に関してはほとんど登板しておらず、申し訳ないのですが、
黒木のピッチングはかなりのもの。
駒が豊富な先発陣に比べ、中継ぎ陣はいまひとつ。
調子の戻らない、佐藤達、塚原、海田は物足りず、
山岡、近藤に、中に入ってもらってどんどん投げてもらう。
ウエストvsヘルメンの対決は未決着も、どちらかは入ってきそうで、
テンポが速く、ザ・中継ぎといった感のある澤田とともに一角を担う。
候補12人中5人が、新入団選手となりました。
野手陣
続いて野手陣。
牽制球が当たったロメロ、
自打球が当たった吉田は、ともに軽症のようで一安心。
しかし、
期待のTが大スランプ。
なにも考えていないようにみえる悪い時のTが顔を出しています。
私の予想する開幕スタメンは以下の通り。
1 西野(二)
2 安達(遊)
3 吉田正(右)
4 ロメロ(指)
5 中島(一)
6 小谷野(三)
7 T-岡田(左)
8 若月(捕)
9 駿太(中)
懸案の四番問題は、ロメロで解決。
右に左に打ち分け、甘いところに来たら一発もある。
いまのところ、文句なしです(一抹の不安はぬぐえませんが…)。
Tの調子が戻らないならば、
(寂しいですが)スタメンから落ちてもらって、
レフトにロメロ、
中島が指名打者で、
小谷野がファーストに。
空いたサードに、オープン戦での頑張りが目立つ伊藤を起用。
控えには、
【捕手】伊藤、伏見
【内野手】小島、鈴木昂平、大城
【外野手】武田、吉田雄人
川端と吉田、武田が悩みましたが、
吉田正、Tが守る外野には守備固めが必要ということで武田。
左打ちがいないので川端よりも吉田をチョイスしました。
勝ちにこだわって
現状、開幕アウトは骨折のモレルのみ。
スタメン候補が故障なく開幕を迎えるのが前提ですが、
糸井の抜けた穴はあまり感じられません。
それと、
当然のごとく安達がそこにいるのがなにげに頼もしい。
いまのところ、いい戦いができています。
ここから相手もペースを上げてきます。
オープン戦といえどもこのまま勝ちにこだわり、
自信をもってシーズンに突入してほしいですね。