~オリックス、チーム防御率1位 の巻~
山岡泰輔
オープン戦最終戦。
オリックスの先発は山岡泰輔。
6回を投げ被安打1無失点の堂々たるピッチングで、開幕に向かいます。
福良も「完璧」と称したように、非の打ち所がないピッチング。
それを如実に物語るのが、6回を投げ投球数57という数字。
金子と同じく、少ない球数で試合を終えることを目標に掲げる山岡にとっては、今日のピッチングはまさに理想。
阪神打線の不振等は関係ない高次元の投球に不安はなく。
調整段階でもあり、強いてあげれば、もう少し球数を投げさせたかったところではありましたが、それまで望むはちょっと酷でしょう。
西、田嶋につづいて、山岡。
こちらも一週間後が楽しみです。
吉田正尚
打線の方では、今日も吉田正尚が一発。
甘いストレートを逃さず、センターバックスクリーンに一直線。
弾丸ライナーがセンターフェンスを越えるのはあまり観たことがありません。
吉田正尚の本塁打は、その質において常人離れしており稀少性が高いのですが、それでもこの一発には思わず感嘆の声をあげました。
オープン戦最後の阪神3連戦の成績は、12打数6安打2本塁打。
心配しましたが、
きっちりと仕上げてきました。
T-岡田
こちらは心配継続中の、もう一人の大砲・T-岡田。
昨日に続いてヒットは出たものの、
同点の九回の最終打席、
2ボールからの高めのストレートは捉えてほしかった。
開幕前に志願の二軍戦出場とのことですが、
怪我の影響で打席数も足りておらず、そこでなんとかきっかけを見つけてもらいたいところです。
Tがいなけりゃ始まりません。
榊原翼
山岡の後を継いで、支配下登録されたばかりの榊原翼が一軍初登板。
昨シーズン終盤、今キャンプといいボールを放っており、育成だったのが不思議なほどでしたが、しっかりと結果を残しました。
なによりもストレートが力強く、変化球にもキレがあり(特にカーブ)、
コントロールも大きな不安がない。
鳥谷、糸井、ロサリオを三人で片付けても、それほど驚きません。
さすがに開幕一軍とは言えませんが、
そこに割って入るだけの力があることは証明できました。
今季中の一軍登板は確実でしょう。
シーズン終盤には大車輪の活躍をみせている可能性も。
昨日の西浦に続いて、また一人、期待の若武者が躍動。
今年は楽しくなりそうです。
トップ
阪神三タテとはなりませんでしたが、2勝1分けは十分満足いく結果。
オープン戦ラストウイークを3勝1分けと無敗で駆け抜け、
オープン戦は7勝5敗2分けの5位でフィニッシュ。
数字以上の収穫があり、自信を持っていざ開幕へ。
盗塁数は14試合で22と12球団ナンバーワン。
さらには、
防御率も2.95で12球団トップ。
西、山岡が大きく貢献していますが、
彼らだけでは成り立たない数字。
投手陣全体のレベルアップが窺えます。
盗塁と投手陣。
今年のオリックスの目玉となりそうな二部門で早々と結果を残したことは、
チームの今季の方向性を示す意味でも大きく。
今年のオリックス、
間違いなく強い。
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