~オリックス、首位として最初の山場は1勝4敗1分け の巻~
山崎福也
エース山本の快投と4本塁打で初戦を取ったソフトバンク3連戦。
2戦目は宗のタイムリーで先制するも、その裏柳田にツーランを浴びて負け。
先発・山崎福也のカーブがやや甘く入ったとはいえ、タイミングはずらしており、やはり打った柳田の勝ち。
責めるとすれば、二死から柳田の前にランナーを出したこと。
山崎福也はカーブを軸に、6回をその2失点のみの抑える好投。
しかし1点では勝てず、打線の援護が欲しかった。
対マルティネス
勝負を分けたのは八回の攻防。
完調には程遠いモイネロから二死一二塁のチャンスをつくり、切り札・ジョーンズ登場もチェンジアップに空振り三振で逸機。
その裏、代わったK-鈴木の無駄なフォアボールでランナーを三塁に進めてからの犠飛で、決定的な3点目を奪われました。
マルティネスをまた打てず、これで対戦成績は3戦3敗、防御率も0.47。
以前の記事でも書きましたが、故障続きだったマルティネスを獲得したソフトバンクフロントの慧眼が悔しい。
宮城大弥
3戦目の先発は宮城大弥。
球が全般的に高くよくはなかったものの、7回/自責点3ならば十分御の字。
粘ってほしいところでの一粘りが宮城ですが、それができず、二度のリードを追いつかれたのはもったいなかったといえばもったいなかったですが。
ただ、三回の先制点は走塁妨害から。
この1点がなければどうだったか。
ヒギンス
同点の八回に、ヒギンスが自らの失策も絡んで炎上。
不安定なピッチングが続きながらなんとか耐えていましたが、大事な試合で大崩れ。
平野も張もあの日以来出てこず。
このチーム最大の弱点が再び露呈。
1勝4敗1分け
首位に立ってから最初の山場とみていた、楽天・ソフトバンクとの6連戦は、1勝4敗1分けに終わりました。
九分九厘勝っていた楽天2戦目を含め、負けた試合はどちらに転んでもおかしくない内容で悲観するものではなし。
ただ、だからこそ余計に悔しさも募るのですが、それでもまだ首位。
新星2投手の登場も、後半戦に向けての収穫。