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2021オリックス

~オリックス、惜別2021③(鈴木優・勝俣翔貴)の巻~




鈴木優

チームを去ることとなった選手を振り返る惜別シリーズ。
第3回は、鈴木優と勝俣翔貴。

鈴木優(2014年ドラフト9位/雪谷)
通算成績:27登板/1勝3敗1セーブ2ホールド・防御率7.91
今季成績:11登板/0勝0敗0セーブ―ホールド・防御率9.00

2020年シーズンに一軍で自己最多の13試合に登板。
都立高校出身で24歳。
体つくりから始めまだまだこれからも伸びる可能性を秘めた投手だと思いますが、その昨季も防御率6.52、初めて開幕一軍を掴んだ今季も9.00では、リリースもやむなしか。



BB/9

2016年のホークス戦で6-22と惨敗した試合で滅多打ちを食らった屈辱から、2019年オフのプエルトリコへの武者修行を経て2020年シーズンに本格的に一軍デビュー。
初勝利、そして(現時点で)プロ唯一の勝利はその2020年の西武戦、5回無安打無失点の好投。

ストレートとフォークの比率が普通の投手と逆の、フォークがピッチングの主体の変則右腕
プロとしてそれは立派な個性も、ストレートの力強さが物足りず、そして制球力があまりにも乏しかった。
近2年でBB/9:5オーバーではさすがに使いにくい。



プロ初セーブ

山崎勝己の引退ゲームと宮城のプロ初勝利がかかった2020年最終戦前の一戦。
1点リードの九回のマウンドに上がったのが鈴木優で、キャッチャーはその山崎。

レフトへの大飛球に肝を冷やしましたが、鈴木踏ん張りなんとか逃げ切り、宮城にプロ初白星をプレゼント
この初勝利が翌年の宮城の大飛躍につながった可能性は否定できず、鈴木のこの奮投、そしてプロ初セーブは印象に残っています。



勝俣翔貴

勝俣翔貴(2019年ドラフト5位/国際武道大)

通算成績:6試合/0安打・打率.000
今季成績:1試合/0安打

大学との繋がりもあり高校時代2位縛りをするも当然のように指名漏れ。
大学4年では怪我に泣くも、その打力を見込まれドラフト5位でオリックスに入団。
プロ2年目終えた今オフ、育成契約を提示されるも拒否
オリックスのユニフォームを脱ぐこととなりました。



眼下底骨折

拙い守備に速くない足。
打で生きていかねばならぬ典型的な選手も、守備練習中の二度の眼下底骨折でアピールの機会を失い。
プロ初打席からの8打席連続三振が示す通り確実性も乏しく、自慢の長打力を発揮するには至らず。

オープン戦で新人第1号を放った勝俣が、宮城、紅林を獲得した2019年ドラフトの退団一号となるとは、同じ内野手で大学の先輩西野よりも早くユニフォームを脱ぐこととなるとは、予想できませんでした。



東京ドームで菅野から一発

そのオープン戦での一発は、東京ドームで菅野から
ライトへの完璧なアーチは、オリックス未来の中軸はともかく、一軍戦力にはなってくれるだろうと期待させるものでしたが。

勝俣が2年のプロ人生で唯一輝いたこの巨人戦。
東海大菅生から国際武道大と東海大系列の野球人生を歩んできた勝俣を拾ったのは、この本塁打を間近で観た東海大出身の原率いる巨人。
オリックスの育成を拒否し、トライアウト不出場した時点である程度予想できた流れではありました。



ともに育成で巨人へ

それはともかく、前述の鈴木優も育成で巨人入り
育成だけで40人を超える大所帯。
なんとか勝ち上がってもらって、今度は敵として対峙したいものです。




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