~オリックス、2022・CS出陣 の巻~
優勝決定戦
激闘の末、大逆転でリーグ2連覇を果たしたオリックス。
他力ながら自力の面もあったなかでの劇勝はチームの底力アップの証。
CSファイナルステージの相手は2連勝でファーストステージを突破してきたソフトバンク。
勝ち負け引き分けまったく同じながら直接対決の差で順位が決定した今季。
プレーオフがない時代ならば優勝決定戦が行われていたわけで、最終決戦の相手としては申し分なし。
CS
ただオリックス低迷期からずっと語っているように、個人的にはCS完全不要派。
NPBがシーズン、日本シリーズの価値よりも興行面を重視した結果生まれたCS。
ゆえにシーズン負け越しの阪神にも日本一のチャンスが与えられているわけで、それも現状のルールでは是。
そして、CSの結果がどうなろうと、143試合を走り抜けたオリックスリーグ制覇の価値に変わりはなし。
しかし昨季掴み損ねた忘れ物のためには、CSは乗り越えなければならぬ壁。
相手にとって不足なし
プレーオフ導入当初は短期決戦に弱いが代名詞だったソフトバンクも、近年は鬼のように強く現在ポストシーズン18連勝。
海の向こうのツインズのポストシーズン18連敗の真逆でその中には日本シリーズの2年連続スイープも含まれ。
とにかく毎年のように緊張するこの舞台に出て結果を残してきた選手、チームとしての経験値、自信がなせる業。
相手にとって不足なし、というか最大の強敵。
面白い戦いとなりそうです。
山岡、山下
京セラ6連戦のCS。
オリックスの先発予想は、山本→宮城→田嶋→山崎福→ビドル?→山本?。
一方ソフバンクは、石川→和田→千賀→板東?→東浜→レイ?。
山岡をジョーカーとして起用との報もありましたが、後半戦の不振にソフトバンクとの対決を避けてきたいままでのことを考えれば果たしてどうか。
また報道のあった山下舜平大の公式戦初登板先発起用はさすがに厳しいのでは。
エース山本
初戦に投げるエース山本をこの短期決戦で2回使うならば中4日。
球数少なく初戦を終えれればだいぶ楽になります。
そのためには打線の奮起が必要。
キーマンはやはり吉田正尚に最後少しだけ笑えた杉本。
相手にとって不足なし。