祈優勝! オリックスバファローズ

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中嶋聡

~オリックス、待たされて完敗にスミ1で逃げ切り の巻~




1時間46分遅れ

1時間遅れの当初発表からさらに遅れ、結局試合が始まったのは1時間46分遅れの19時46分。
用具さえ到着すれば必ず施行できるゆえ、中止しなかった以上待つしかなく、選手もファンも結果的に待ちに待たされました。

球場での時間の使い方またはつぶし方は、ビジターよりホームチームの方が有利なのは当然。
一旦切れた集中力を戻すことは容易でなく、中嶋曰く「ワーストに近いゲーム」で楽天とのカード初戦に完敗しました。



「難しかった」

それでも先発の山崎福也は踏ん張った方。
心身のコンディション的にも、五回で代えてあげてもよかったかなというところ。

攻撃陣は初回。
同じく待たされた岸も経験豊富なベテランながら不安定だった立ち上がり、ここで崩せなかったのが最後まで響きました。

「何ていう言葉を(選手に)かけていいか分からないぐらい、難しかった」(スポーツ報知)と試合後語った中嶋。
盛り上がりもほぼないままの、まさに難しいゲームでした。



40分待っての試合中止

2戦目も定刻通りスタートせず。
今回は前日の用具と違い不確実な雨。
で、この日は40分待っての試合中止

天気予報では雨が上がるとのことでの判断だったのでしょうが、二日続けてとなると、テレビの前でもなかなか厳しいものがあり、となると選手たちの心労はいかばかりか。



ルーキー曽谷

二日続けて待たされての3戦目の先発はスライドとなったルーキー曽谷
三回で降板となりましたが、自身の状態と相手が則本という点を考慮すると、ここでの降板は是。
内容的にもよく三回を無失点に抑えた方。

相変わらずの制球力不足にストレートの威力不足
細かい制球をある程度無視できるほどの強い真っすぐを身につけるか、もしくはもう少し細かい制球力を身につけるか。
今後もしくは来季の曽谷の課題です。



スミ1

初回、積極的な一番・太田がヒットで出て、二番に渡部を入れたならば犠打。
中川がヒットで続いて森の犠飛で幸先よく先制したオリックス。

終わってみればこのスミ1のみ。
それを死守したオリックス投手陣。
曽谷から宇田川→山岡→山崎→平野と繋いで1-0で逃げ切りました。



レフト小田

八回表、一死満塁でとっておきの代打セデーニョ登場も初球ゲッツーで流れは一気に相手に。
その裏、二死二塁で一発のある四番・浅村を迎えるも、山崎颯一郎、渾身のアウトローストレートで見逃し三振は、この試合のハイライト。

九回裏二死二塁、辰己のレフトライナーへの小田の動きに肝冷やすも、手を伸ばし掴んでゲームセット。
腕組みはせずともまるでアロザレーナ(レイズ)のように捕球後フリーズし何か言いたげだった小田の姿が印象的でした。



中嶋とジョーカー宇田川

打線は二夜続けての待ちぼうけで調子崩し戻らず、相手則本の力投の前に沈み。
それを見切って早めに継投に出、虎の子の1点を守りにいった中嶋の好判断がこのゲームの勝因

試合の流れを読みここが勝負という場面で、今季の中嶋がよく起用するのが宇田川
イ二ングではなく相手の打順を重視し、中軸に宇田川をぶつける場面多々で、この試合でも試合序盤の四回、浅村から始まる好打順に宇田川を投入し三者連続三振。
相手に流れがいく可能性が高かったところを、ジョーカー宇田川の豪球でスパっと断ち切りました。

昨季に比べ今季は中嶋の采配に疑問を抱く場面が減っており、どう厳しくみても中嶋のおかげで勝った試合がかなりあり。

名将は、その輝きをさらに増しています。




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-中嶋聡
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