～オリックス、頓宮の２失策と打順でソフトバンクに負け の巻～
4度目の山本－有原
仙台から帰阪してのソフトバンク3連戦。
初戦は台風上陸により早々に試合中止で、先発予定だった山本がそのままスライド。
今季4度目の山本－有原のマッチアップとなりましたが、結果はまたしても山本の負け。
5回で110球、被安打7に与四球3と内容的にももう一つ。
自責点0が示す通り、もちろん身内に足を引っ張られての負けですが、そのイニングともに2安打ずつ浴びているのもまた事実。
これで対ソフトバンクは3勝3敗。
与四球率と被打率
今季の山本、もともと低かった与四球率がさらに低下しそれゆえK/BBはいまのところ過去最高を記録。
が、防御率1.50ながら打たれた印象が強いのは被打率がアップしているから。
こちらが求めているものが高すぎるのかもしれませんが、相手エースとの投げ合いにも内容的にも負けている試合が多く、MLB挑戦直前としては、物足りなさも感じてしまいます。
もちろんこの試合の敗因が、頓宮の2つのミスにあるのは当然ですが。
梵の判断
野口の打球が有原を直撃後、中川、森の連打で1点差に迫った八回のオリックス。
森の打球はいい角度で上がりましたが、飛んだところが右中間最深部。
頓宮が倒れた後の二死二塁、紅林の打球は三遊間を破り、三塁コーチャー梵の判断はGO。
タイミング的には普通にいけばアウトもツーアウト、レフトの近藤は肩が強いわけではなく、また次の回がオスナであればここで冒険して1点を奪いに行くのもありといえばあり。
ただ次打者はここまで2安打の宗という点も考慮すれば自重もありといえばあり（実際次の回オスナからヒットを放ちました）。
実に難しい判断。
ただ、もっと余裕でアウトかと思いきや少しでも送球が逸れていればセーフの可能性も十分あったぐらいの微差であれば、結果的にはアウトもこの梵の判断は責められるものでは決してなし。
一番杉本、二番野口
最後オスナを攻めるも届かず、1点差での負け。
打線は甲斐の徹底した内攻めとそれに応えた有原のシュートに抑え込まれました。
スタメン発表で首を傾げたのは打順。
一番杉本に二番野口。
コントロールのいい有原相手に、コンタクト率、出塁率の低い二人を並べてしかも上位に配置する中嶋の意図がみえず。
最後の杉本、高めのボール球真っすぐ後の外ボール球のスライダー空振りで、悲しいかな、三振が予想できてしまいました。
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