祈優勝! オリックスバファローズ

~オリックスバファローズを心から愛するファンの、ブログ~

西村徳文

~オリックス、スクイズにバスターで勝利 の巻~




いい試合

投手が粘るあいだに先制し、追加点で突き放す。
5-0で勝利した今日の戦いぶりは、まさに強者のもの。

オープン戦初戦同様、今日もいい試合内容。
負けた昨日の試合も最後まで粘る。
まだ3試合とはいえ、新監督の下、いい試合が続いています

今日の試合は、西野、安達、T、武田、伏見といった出場機会が限られていた選手がスタメンに名を連ねましたが、そのメンバーでも素晴らしいゲームができる。
課題であった選手層が徐々に厚くなってきた気がします。



東明大貴

先発は東明大貴。

5回/被安打7・無失点のピッチングでゲームを作りました。

相手先発の小川が力感溢れるピッチングを披露するのに対し、
東明は力感溢れぬピッチング。

リリースの瞬間のみに力を入れ、そこまではとにかく脱力。
ストレートは140にも満ちませんが、とにかくストライク先行
左右にボールを動かしバットの芯を外す。



与四球0

ただ、球威・球速がないため、甘く入った球は確実に捉えられ、その結果が7本の安打。
しかし、ピンチになればなるほど集中力が増し、ボールを低めに集め得点を許さず。
とくに相手四番・バレンティンにはまともにスイングさせず。

2016年など、四球で幾度も試合をぶち壊していましたが、ひじ手術を経てのニュー東明にその面影はみられず。
復帰した昨年もその傾向は顕著でしたが、その姿は今年も変わらず、今日も与四球は0

昨日の松葉同様、圧倒的なピッチングではない。
しかし、
松葉と違って安心して観られるのは、制球力の差



荒西祐大

二番手の荒西祐大。

キャンプ時に比べさらにストレートの勢いが増し、ヤクルトの若武者・村上宗隆からは高めのストレートを3つ続けて三球三振
しかも全て空振りで一球もバットに触れさせず。
その球威はさすがですが、それより打者が振りたくなる真ん中高めに寸分の狂いなく3球続けられたのが立派。

ストレートは145キロオーバーで、制球力も十分。
中継ぎでの起用が想定される荒西。
十分に務めてくれそうな予感。



スクイズ

今日も、西村野球がみられました。

三回、二塁打の伏見。
続く佐野が引っ張れず三塁ゴロ。
三塁手は走者を定石どおりに牽制し一塁で刺しますが、伏見は三塁に猛発進でサードベースを陥れました。
失敗を過度に恐れた前監督の下では高い確率で走らなかったことでしょう。

一死三塁で西野。
二球目にスクイズ敢行し、先制点を奪いました。

犠打狂ながらリスクの高いスクイズは試みなかった前監督と違い、必要とあればスクイズも厭わず。

野球が明らかに昨年までと違います。



バスター

もう一つ昨年との違いを感じたのは七回の攻撃。
2本目のツーベースの伏見を二塁に置いて、打者は打てない飯田。

前監督ならば犠打一辺倒の場面ですが、ここでバスター
結果的にはピッチャーゴロとなったものの、昨年と違い作戦の幅の広がりを感じました。

そこから荒れる石山を攻め、白崎が内寄りの変化球をセンター前、さらには途中出場の頓宮が豪快にセンターオーバーのツーベースを放ち計4得点で勝負あり。
もちろん西村野球の代名詞である盗塁もこの試合2つ決め。

監督代わればこうも違うものか
そう思わずにはいられない楽しみな戦いが、続いています。



-西村徳文
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