~オリックス、珍しく打つもそれ以上に打たれる の巻~
12球団ワーストのチーム防御率 vs 12球団ワーストのチーム打率
貧打、貧打と書いてきた打線。
しかし、打撃面に関しては相手投手陣との兼ね合いもあり。
前カードのソフトバンクは12球団トップのチーム防御率、
今カードの西武は12球団ワーストの防御率。
果たして今日、
12球団ワーストのチーム打率の我がオリックスも二桁安打を放ち、珍しく7得点。
しかし、開幕投手の山岡らがそれ以上に点を取られてまたも負け。
投手が抑えれば野手が打てず、
野手が打つと投手が打たれる悪循環。
こうなると取れる試合も取れず、負けが込むことに。
苦しい戦いが続きます。
3点差を追いつく
先発の山岡の立ち上がり、
一死から4連打を浴び2失点。
いままでの貧打を鑑みれば、この時点でほぼ負け確定。
それでも二回に追いつき、
六回には3点差を追いつく奇跡。
しかしそこで力尽きました。
山本の穴
開幕からここまで好投を続けてきた山岡が打たれ、
セットアッパーの吉田一将に澤田が滅多打ち。
打たれるのは仕方ないものの、吉田・澤田は四球が点に絡み。
特に澤田、同点に追いついた場面で先頭打者にストレートの四球を与えては話にならず。
山本の先発転向で大きな穴が開いたブルペン陣。
その山本、先発の役割を十分に果たす好投を続けながらいまだ1勝。
チームは山本の抜けた穴を埋めきれず、試合終盤にひっくり返された試合は多々あり。
チームとしては山本の先発転向が成功しているとは言えず。
二番・佐野、三番・小島
打撃好調の小島がスタメン三番。
10打数5安打・打率,500。
打率,000の宮崎を五番に据えるよりかは理に適った起用。
ただ、チームとしてはやはり寂しい。
二番に入った佐野皓大が2安打に1打点。
その適時打は一時同点に追いつく値千金の一打。
打ち取られた打席の形を見る限りヒットを打てる気がしないのですが、それでもしっかりと捉える力が備わってきた佐野。
確実に成長してくれています。
「相手をオリックスと思って投げろ」
ソフトバンクに弱い多和田に対して「相手をオリックスと思って投げろ」と言った辻。
言われても仕方ないくらいに昨年から負けていますが、その侮辱に一矢報いたのは立派。
だからこそ、エース格の山岡にしっかりと投げ切ってほしかった。
明日の先発は、K-鈴木。
相手打線は強力も、強気なKならば臆することはないはず。
自分のピッチングができれば、十分に通用します。