～オリックス、足攻＆山岡好投で連敗ストップ！ の巻～
連敗ストップ
平野の真っすぐに差し込まれたヌニエスの打球がサード宗のグラブに収まり、ゲームセット。
ようやく、長い連敗が7でストップ。
この試合昨季のレギュラー格で出場していたのは、宗に紅林、伏見の3人だけ。
安達とついに吉田正尚もコロナで離脱し、さらに得点は望むべくもない事態に。
その状況下、指揮官・中嶋が選んだ策は盗塁に犠打。
二盗、重盗
初回、二番に入った大城がヒットで出て二盗。
フェンス直撃の適時打を放った中川圭太と宗佑磨の間で重盗を仕掛け、三走・中川がホームインで2点先取。
盗塁の価値はセイバーが浸透して以降下がっていますが、12球団ワーストの打線からさらに主砲が離脱した現状ならば足を使わざるを得ず。
相手の警戒不足もあり、上手くはまりました。
伏見の激走
五回には大城でランエンドヒット。
六回以降は毎回、セーフティー込みの犠打、バスターを仕掛ける中嶋。
なんとか1点をという思いは選手にも伝わり、1点リードの九回、相手失策の隙を逃さず伏見が猛然と二塁を奪い、その後の野口のタイムリーを呼びました。
伏見が足で稼いだこの九回の1点が、勝負を決めました。
山岡泰輔
吉田が抜けての初戦を託されたのは、山岡泰輔。
四回、自身の失策絡み失点を許すも、その後の二死二三塁のピンチを耐えたのが勝因。
この回も自責点は1で、今季の防御率は驚異の0.89。
チームを、佐々木朗希の完全試合以降調子を崩した同期の山本をも救う、山岡の復活劇。
球数も2戦続けて110球超え。
負け続けるチームで孤軍奮闘する山岡の姿はかつて観たもの。
山岡の復活は素直に嬉しいが、負け続けるという点に若干の寂しさあり。
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