~オリックス、吉田正・T‐岡田、初競演!の巻~
誤審
二つの誤審が試合の流れを変えました。
一つ目は三回表。
安達のライト前ヒットでセカンドランナー西野がホームを狙うも判定はアウト。
福良が抗議し、
ビデオ判定の結果、セーフに変更となり同点に。
このジャッジで、オリックスは息を吹き返しました。
二つ目は五回表。
若月のサードゴロで、ファーストがベースを離れていた(ようにみえた)にもかかわらず、判定はアウト。
これに一塁ベースコーチの佐竹が猛抗議。
一塁塁審に激しく迫り、退場。
温厚な佐竹にしては珍しいシーンでしたが、
この佐竹の闘志が選手の心に火をつけ、六回の勝ち越しにつながりました。
佐竹の演技のような気もしますが、
だとしたらなおさら効果的でした。
初競演
陰のヒーローは佐竹でも、
表のヒーローは、もちろんこの人、
吉田正尚。
またも、打った瞬間の大アーチを、千葉の夜空に打ちあげました。
四回には、
Tが8月4日以来の第18号をバックスクリーンへ。
T-岡田・吉田正尚。
オリックスが誇る両大砲の初共演、
気持ちいいの一言です。
10m強の逆風をもろともせずに、描いた二本の放物線。
オリックスの新名物となっていくことでしょう。
回跨ぎの海田も頑張ったし、
猛打賞の若月も頑張った。
安達は攻守にはつらつとしたプレーを見せ、
最後は平野がビシッと締める。
目の離せない、ナイスゲームでした。