~オリックス、金子と福良 の巻~
借金6
借金3で迎えた札幌での日本ハム戦。
初戦を金子で落とし、
3戦目を福良の信じられない采配で落とし、まさかの3タテ。
借金も6に逆戻りで、明日からのGW9連戦を迎えます。
相手はソフトバンク6試合と西武3試合。
救いは本拠地で6試合というところも、京セラに地の利があるとは言えないのが悲しいところ。
勝つときは大勝。
負ける時は接戦。
弱いチームらしい戦い方が続きますが、
指揮官があれでは、勝てるゲームを勝てるはずもなく。
なぜ、二番・吉田正尚ではいけないのか
昨日など、一番・安達、二番・大城。
この打順を見て負けを確信した方も多かったはず(というか、この打線で勝ったなと思えた方は皆無のはず)。
三番の吉田正尚が2打点全てを挙げるも、
案の定、二人が7打数0安打。
とくに吉田の前の大城に限っては4-0。
打線が線にならず、大砲・吉田の前でブチっと切れます。
チーム打率はリーグ5位。
ならば打線のつながりを重視すべきところですが、
そこで出した答えが、二番・大城。
なぜ、こういう選択をしたのか、
なぜ、二番・吉田正尚ではいけないのか、
オリックスを愛するファンに教えてくれませんか?
理由と意図
訥弁で人見知りの福良監督。
もともと言葉数の多い方ではありません。
それはそれで別にいいです。
大風呂敷を広げてもらってくれも、それを喜ぶような年でもないですし。
ただ、その理解しがたい采配の理由や意図は聞きたい。
勝負事ですからもちろん失敗することもあります。
ただ、あまりにもひどすぎます。
この一ヶ月、采配で負けた試合がどれだけあったか。
理解も納得もできない采配の数々。
記者の方もはたしてそこを聞いているのか?
聞いても答えてくれないのならば、それをありのまま文章にすればいいだけ。
不満が溜まる一方です。
結局、なんも変わってない
福良に関しては、
毎年、今年こそまともな(普通の)采配をと願い、シーズン開幕を待っていますが、
荒れ球の中田に3-0から犠打をした開幕3戦目で、見切りました。
結局、なんも変わってないんだなと。
阪急時代からのファンである私にとって、
福良淳一の監督就任は喜ばしい出来事でした。
福良が結果を残して(少なくともAクラス)続投してくれるのが、私の第一希望でした。
ただ、これだけストレスの負荷する試合をみせられると、
さすがにそんなことは言えず。
実際、負けも込んでいます。
勝つための野球でなく、
自らのしたい野球を貫いて、
自沈する福良丸。
ファンという乗客をも巻き添えにして。
最後に、
週初めの火曜日を任されながら、いまだ勝ち星のない金子千尋について。
再調整かと思いきや、もう一試合猶予を与えられたようです。
来週9連戦ということもその理由かと思います。
そんな金子、
前回のKO後にこんなコメントを残していました。
「自分の多少、不安がある部分が気になってしまい、打者と勝負できていなかった。いい流れを呼び戻すことができなかった」(スポニチ)
どういう意図の発言なのでしょうか?
言わずもがな
長野商時代の金子は、点が入ると大仰に喜ぶ、無邪気な高校球児でした。
それから徐々に陶冶され、
エースとしてのふるまいを身につけました(森脇にも注意されていたと思います)。
抑えても打たれても、能面ばりに表情を変えず、
弱気な面を表に出さなかった金子の、上記発言。
自らの体調不良、技術面の不足といった、言わずもがなのことをマスコミに話す意図が分かりません。
自己弁護
「自分の実力はこんなもんじゃない」
すなわち、
「○○(自分の多少、不安がある部分)が不具合だから打たれているのだ」
という自己弁護がその根本にあるのでしょうが、
その発言は、あまりにも金子らしくなく。
(元)エースとしての矜持や、
チームのことを優先して考えることができていない金子。
それだけ、金子自身が追い込まれていることの証左でしょう。
不安
当座、ファーム落ちを免れた金子。
指揮官と金子との間でどのような会話がなされたのかは分かりませんが、
次戦また負けたならば、
金子の問題というよりも、ファームに落とす決断ができなかった福良の問題。
中6日なら西武。
中5日ならばソフトバンク。
どちらが相手でも、
金子のストレートが通用する絵が浮かびません。
もちろん頑張ってはもらいたいのですが、
上記のように精神面も含め、
いまの金子には、
不安しかありません。
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