~オリックス・山岡、ローテ当確 の巻~
山岡泰輔
神宮から名古屋に西下。
本拠地大阪をスルーして広島へ。
悪夢の3タテ事件の舞台、広島へあの日以来の登場です。
先発は、広島出身の山岡泰輔。
現在、オリックスの開幕ローテ争いは、
金子、西、ディクソンが過去の実績もあり当確。
好投を続けたコークもローテ入りが当確ランプが点灯し、
空席は残り二つ。
先発での登板が続くドラ1・山岡にとって、非常に大事なマウンドとなりましたが、
抜群のピッチングをみせてくれました。
7回1/3、被安打4自責点2。
5回終了時点でノーヒット。
100球に近づいた時点(96球)で交代しましたが、とにかくテンポがよかった。
少ない球数で打者を抑えることを信条とする山岡の、有言実行ピッチングには感服するのみ。
ストレートはまだばらついていたものの、
キレのある変化球を低めに集められたら、広島打線も手が出ないでしょう。
課題とされるストレートで三振を奪う場面もあり、
過去最高のピッチングでした。
ファームでの調整登板を経て、
開幕2カード目での先発登板を任されそうです。
2.13
このブログでは、山岡に対して辛辣な意見を述べていましたが、
私の見立てはみごとに外れたようです。
ただ、
このような外れは、嬉しさしかありません。
先発テストを課された同じくドラフト2位の黒木は、
3月15日、春季教育リーグ広島戦に登板。
初回に2点を失ったものの、こちらも5回2失点の好投をみせました。
次回は22日からの本拠地戦で中継ぎ登板とのことですが、
黒木が先発ローテに入ったとしてもなんらおかしくはない。
となると、
ローテーション6人中、半分が新入団選手ということになります。
もしそうなると、
松葉、岸田、山崎福也、山田、近藤がローテから弾きとばされるわけで、
投手陣の充実が窺えます。
それは数字にも表れており、
オープン戦でのチーム防御率は、ロッテに次いで2位の2.13。
金子・西・ディクソンの三本柱が本調子でなくてこの数字。
楽しみが尽きません。
不安
試合の方は8回に3点とられて同点のままゲーム終了。
昨年のことがあったので、是が非でも勝ってほしいところでしたが。
今日も打線は湿りがち。
昨日久しぶりのヒットを放った吉田正尚はノーヒット。
打率1割台の中島、
2割前半のTも同じく。
期待の高かった3人が苦しんでいます。
それに比べ、ロメロは今日も爆発。
中島・Tよりも前の打席を任されることの多い、好調・小谷野もタイムリーを放つ。
好不調がはっきりと色分けされており、
投手陣に比べてかなり不安。
腰痛で遠征から離れた安達の復帰が待たれます(22日から戻ってこれるようです)。