祈優勝! オリックスバファローズ

~オリックスバファローズを心から愛するファンの、ブログ~

漆原大晟

~オリックス、不安定な漆原でついに試合を落とす の巻~




クローザー・漆原大晟

ヒギンスを八回に起用。
平野の三連投はないと仮定すると、同点の九回のマウンドに上がるのは、クローザー起用の漆原大晟

漆原に関しては、アバウトすぎる制球力をはじめとしクローザーとしてはすべてが物足りないと、シーズン前から書いてきましたが、中嶋の言う「一番いい形」として開幕からクローザーとして起用。

その漆原、案の定、開幕から不安定な投球を披露。
セーブを挙げた開幕戦以外は毎登板二人以上のランナーを出し、何点あっても安心できない。

そして5試合目でついに、漆原の不安定さにより試合を落とすこととなりました。



中嶋の責任

4点リードの試合で登板完了できなかった前回のロッテ戦である程度の結論は出たと思いましたが、この試合でもまたクローザーとして起用。

この結果が予想されたなかでそれでも漆原を起用し打たれたわけですから、これはもう中嶋の責任

前回の記事(~オリックス、不安定の漆原から平野のスイッチで逃げ切る! の巻~)でも書きましたが、紅林や佐野といった野手の育成起用とは異なり、試合の勝敗を大きく左右するクローザーは決して育成の場としてはいけない

セットアッパー等でしっかりと結果を残した後に自らで掴むべき崇高なるポジション。

打率三割つまり失敗七割で大打者の野手とは根本的に違います。



二番軽視に犠打多発

それを中嶋が把握していないのであれば中嶋のミス。
WHIP2.14の実績皆無のクローザーなど他に知りません。

前日の試合の敗因を「内野のミスが全て」と語っていましたが、変則左腕の堀に対して宗をそのまま打席に送ったのも中嶋のミスといえばミス。
「全て」ではなし。

この試合でも二番に宗を起用したように二番軽視も時代遅れですし、前任者・前前任者に比べればまだましも犠打多発も時代遅れ。
決して中嶋自身の采配にミスがないというわけではなく、そこに気付かねば福良や西村と同じ轍を踏むこととなります。



宮城に託す

それでも福良西村と違うのは、若手を育てようとする気概があること。
この一本が背骨に通っている限り、中嶋を信じる気持ちに変わりはありません。

日本ハム相手に接戦を二日続けて落とし、振り返れば最下位がちらほらと。

また連敗ストップを、19歳の若武者・宮城に託すこととなりました。




祈優勝!オリックスバファローズ - にほんブログ村
よろしければ一押しお願いします。

-漆原大晟
-,