祈優勝! オリックスバファローズ

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漆原大晟

~オリックス、現役ドラフトで漆原大晟去り、鈴木博志(中日)を獲得 の巻~




漆原大晟⇔鈴木博志

2回目の開催となった現役ドラフト。
オリックスは漆原大晟を放出し、中日から鈴木博志を獲得しました。

福良GMが語っていたように「投手同士ですからね。投手が1人減ったところで、1人取れたのはよかったです」(スポーツ報知)が一般的感想。

報道では、一番人気の北村をリストに上げた巨人から指名が始まり、巨人:馬場(阪神)→阪神:漆原(オリックス)→オリックス:鈴木(中日)…で指名順3番目とのこと。

前回の渡邉(ヤクルト)獲得は(予想では)最後方でのターンで選択肢がほぼなかったのに比べると、かなり上位、選択肢が増えたなかでの鈴木指名となりました。



5回無失点

鈴木博志の印象は、やはりなんといっても昨年の交流戦。

プロ初先発ながら、日本のエース山本由伸との投げ合いで5回無失点と好投。
元オリックスの三ツ俣が適時打を放ったことでも印象的だったこの試合。
たとえば勝俣翔貴がオープン戦で菅野から一発を放ち自由契約後巨人入りしたように、このときの鈴木の好投が現役ドラフトでの指名の一因となったのでは。

このときの鈴木の印象は、強い真っすぐで抑えていたルーキーイヤーに比べ、悪い意味で落ち着いてしまったなと。
ストレートに強さなく決して打てなさそうな球でもなく、山本登板試合でもあり余計に、打てそうで打てずでイライラした試合でもありました(結果山本で負け)。



キンブレリング

もう一つ、鈴木のごく個人的印象を言えば、憧れとはいえ、MLBのクローザー、クレイグ・キンブレルのルーティン、キンブレリングを模倣したのは理解できず。

結果静かにやめましたが、プロ野球選手がその意図や意味を解することなく単に模倣するはあまりに幼稚と当時思ったのを思い出します。



再生

鈴木の今季の一軍成績は1勝2敗・防御率4.07
24回1/3投げ、与四球12と制球難。
二軍ではBB/9/2.60と安定はしていましたが、防御率3.66と現状では上で通用しそうな印象はなく。

もちろんそこは球団側が分かっていないはずもなく、昨年の小野(阪神)や黒木とのトレードで獲得した吉田輝星(日本ハム)同様、かつて強い真っすぐを放れていた投手の再生が獲得の意図かと。



漆原大晟

オリックスを離れることとなった漆原大晟は、現役ドラフトが予想できた選手。

中嶋就任当時クローザーに抜擢されるも、失敗続きで結果残せず、ここ2年は二軍が主戦場。
山崎颯や宇田川のような強い真っすぐはなく、決め球のフォークも阿部のようなキレはなく、また平野のような強メンタルもなく。

漆原については、中嶋の抜擢ゆえ応援する声が多かった2021年シーズンの序盤から、クローザー起用については厳しく批評していました。

漆原の課題は、ビハインドゲームでの登板ではいいピッチングができることが多かったことでも明らかなように、まずメンタル
それゆえ、オリックスより観衆の増える阪神でどれだけ働けるか不安ではありますが、望まれていく新舞台。
鈴木ともども、この現役ドラフトを一皮むけるきっかけとし、なんとか大きく化けてほしい。




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