~オリックス、楽しみな2019年の幕開け の巻~
好機到来
明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
年末、部屋の片づけをしていた際、2018年版のオリックス卓上カレンダーを手に取り眺めると、
4月:金子
7月:平野
9月:西
10月:中島
11月:小谷野
と、平野は除いて12人のうち4人のチームの顔が消えました。
しかし、西を除く3人は35歳を過ぎピークを越えた選手たち。
チームが変わる好機到来。
4年連続Bクラス
戦力は高く評価されながら4年連続Bクラスのオリックス。
選手が悪いのか、采配が悪いのか、はたまた編成が悪いのか。
タイトルホルダーは今年も現れず、
ここ3年指揮を執った福良采配を称賛する声は皆無に等しく、
その福良に来年もチームを任せようとするなど迷走するフロント。
となれば、どこがといわずすべてに問題あり。
しかし、山本や宗、福田など楽しみな若手が続々と現れ、
福良は去り、新監督にロッテで日本一に輝いたこともある西村徳文が就任。
編成もここ数年のドラフトではそれなりの結果を残していることもまた事実。
奇貨として
去っていった選手のネームバリューをみれば、順位予想等でオリックスが低評価となるのは当然。
しかし、
そのネームバリューがいかに実を伴わず、過去の産物であったかはここ4年の数字が証明済み。
スタメンは10人。
投手枠は12。
一軍登録数は今季から一つ増えての29。
活躍できる人数が制限されているのがプロ野球であり、そのなかでの4人の空枠は残った選手にとっては大チャンス。
これを逃せば終わり。
若手中堅ベテラン問わず、選手にはそれくらいの覚悟で臨んでほしい。
そしてチームは、この状況を奇貨として、育成を軸とした一本筋の通ったチーム編成にさらに邁進していくのみ。
悲観的になっているオリックスファンはほぼ皆無
今季の目標は、もちろん優勝。
しかし、勇ましいことを言うべき新任の将が「優勝争い」とお茶を濁しているように、現実的にはそこが目標となってきそう。
そのなかで、場数を踏んだ若手選手たちが化学変化を起こし、その見えざる波に乗りチーム全体がさらなる浮上をしていってくれれば。
2016年のカブス。
2017年のアストロズ。
近年ワールドチャンピオンに輝いた両チームはともに「解体」を経てのもの。
今季前評判を大きく覆してナリーグ東地区を制したアトランタ・ブレーブスも同じく。
悲観的になっているオリックスファンがほぼ皆無なのが、世間との大きな差異で、
オリックスファンの見立ての正しさを、選手たちが証明してくれるはず。
何度も書きますが、
不安よりも楽しみが多い、2019年の幕開けです。