~オリックス、本田好投も平野が打たれて5連勝でストップ の巻~
平野佳寿
この回さえ抑えれば負けがなくなる、同点の九回裏。
マウンドに上がるはクローザーの平野佳寿。
その平野の生命線はフォークも、先頭の外国人打者相手にそのフォークがボールからストライクに入って特大の勝ち越しホームランを献上。
その後、この回3安打目の浅いレフト前に、二走がサードコーチャーの制止を振り切り突入。
吉田のバックホームが大外れに外れて2点目を与え、試合は終わりました。
伏見
九回からマスクは若月から伏見へ。
生命線のフォークを活かす配球、つまり真っすぐをうまく使えていたかと問われれば疑問。
もちろんいままでも平野-伏見で締めたこともあるので、この日はという印象。
ただ、前回の記事(~オリックス、福田の小技と宮城の快投で5連勝! の巻~)で若月の好リードを称賛していただけに。
代打・西野
そしてそこを遡れば、勝負の八回裏、先頭の若月に代打・西野を送った場面。
ジョーンズを相手クローザー松井対策に残しておくとすれば、面子をみれば西野しかおらず。
しかしその西野の打撃がここ最近、というか上がってきてからさっぱり。
一年目痛烈なライナー性の打球を打ちまくった頃に比べれば全く物足りず。
その西野が代打ならば、第一打席のショートゴロもそれなりの打撃で、九回のリードも考えて若月そのままという選択肢もあったところ。
どちらかと言えば、九回の伏見の配球よりもこの代打西野の方に不安と不満がありました。
本田仁海
とにかくこの回さえ凌げていれば、今季初登板初先発の本田仁海と則本のマッチアップ、引き分けていたとしても勝ちに等しい分けでした。
ある意味予想外だったのは、オリックス先発・本田のピッチング。
もちろんいい意味で。
初回初球の151キロのストレート。
速さあり、キレありに衝撃を受け、感動を覚えたほど。
変化球も腕を振って投げれており、新星登場と言っていいピッチング。
近日中にあるであろう次の登板が楽しみになりました。
張奕
そして七回の張奕。
ストレート待ちの浅村相手にストレートで空振り三振。
こちらのストレートは、ズドンと大砲のような豪球。
155キロ超の真っすぐは魅力的で、ここに空振りが奪える変化球が一つ加われば近未来のクローザー間違いなし。
負けはしたものの、ある程度は想定内。
3戦目が山崎颯一郎ならば、次戦の田嶋でなんとしても白星を拾いたいところです。
よろしければ一押しお願いします。