～オリックス、3年目でようやく金子から初勝利！ の巻～
3年目の初勝利
前回の対戦時の内容。
加えて、球の軽い金子にボールの飛ぶ東京ドーム。
そして中嶋の辛抱が活きて、チーム本塁打数リーグトップの打線。
さらに打ち崩してもこちらがそれ以上点を取られれば無意味も、こちらの先発は安定感チームいやリーグトップの宮城大弥。
種々の条件が揃っての、オリックスの元エース・金子との対決。
結果は大楽勝で、3年目でようやく金子から初勝利。
まだまだ大きく負け越しているものの、それでも、ずっと引っかかっていた胸のつかえがいくらか取れたのは事実。
福田周平
不甲斐ないピッチングが続き二軍降格となった増井に代わり、福田周平が久方ぶりの一軍登録。
その福田をさっそく一番センターで起用。
そしてその福田が初回先頭打者初球を遠慮なく弾き返してヒット、さらに盗塁でかき回します。
二死となって好調・杉本裕太郎。
ど真ん中に2球続けて入ってきた真っすぐを見逃さずに捉えた打球は、看板直撃の100万円弾。
出塁率の高い福田を主軸が還す。
この形を待っていました。
福田らしさ
福田に関しては、六回の打席がらしさ満開。
二塁打2本に死球で無死一二塁。
押せ押せのなか、8球粘って四球をゲット。
その後の押し出しにワイルドピッチでの2得点は、福田が塁に出てくれたから生まれたもの。
追い込まれてからはボールを引き付け、くさい球をカットし見極める福田の姿勢はこのチームに欲しかった技術。
そして、杉本裕太郎。
ここ4試合で4発。
OPS.970に打率.330は他球団の四番と比べても遜色なし。
得点圏打率も高く、このまま順調にいけばオールスター出場も十分にあり得ます。
前の試合でようやく今季第一号を放ったTも2試合連発弾。
内寄りの真っすぐを叩いた打球は、Tらしい放物線を描きこちらも特大弾。
ここ実戦慣れしたロメロが加われば、強力打線のパリーグでも屈指の破壊力ある打線が完成します。
宮城大弥
最後に、宮城大弥。
宮城に関しては常に称賛ばかりですが、今回もまた称賛しかなし。
規定投球回にも達し、防御率は2位の山本由伸を従えトップ。
勝ち星も4勝でトップタイ。
QS率も100％で、WHIPもトップ。
称賛しかなし。
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